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オイシックスの高島社長が語るDXは“遠い現場”ほど価値を生む、食・農・給食の現場から考えるAI時代のDX【オムニチャネルDay2026レポート】

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日本オムニチャネル協会は2026年2月27日、年次カンファレンス「オムニチャネルDay」を開催しました。ここでは、日本オムニチャネル協会 会長の鈴木康弘氏とオイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役 高島宏平氏が登壇した基調講演の様子を紹介します。テーマは、DXやAIが「遠い」と思われがちな現場ほど大きな価値を生みうるという視点です。

セッションでは、食・農業・給食といった社会インフラの現場を例に、DXやAIがどのように課題解決に活用されているのかが語られました。食品ECでは、顧客の購買データと生産者の出荷情報を組み合わせることで需給バランスを調整し、フードロス削減につなげる取り組みが紹介されました。データを活用することで、単なる販売にとどまらず、生産と消費をつなぐ新しい仕組みを構築できる可能性が示されました。

写真:(左)日本オムニチャネル協会会長 鈴木康弘氏 (右)オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 高島宏平氏

また農業分野では、センサーなどのテクノロジーを活用して生産性を高めるアグリテックの事例も紹介されました。一方で、現場の経験や勘とテクノロジーをどのように組み合わせるかが重要であり、DXはツール導入だけではなく運用の設計が重要になると指摘しました。

さらに高島氏は、フードテック企業や研究機関、資金、人材が集まるエコシステムづくりにも取り組んでいると説明しました。特定領域の産業が集積することで新しいイノベーションが生まれやすくなるといいます。

写真:オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 高島宏平氏

講演では、学校や病院、介護施設の給食現場についても触れられました。給食は社会インフラであり提供を止めることができない一方で、現場では慢性的な人手不足が続いています。AIを活用した献立作成支援や業務の自動化などにより、少ない人数でも運営できる体制づくりが進められていると説明しました。

また高島氏は、現場を熟知する人がAIを活用して業務改善を進める「エッセンシャルワーカー」という考え方にも言及しました。現場の知識とテクノロジーが結びつくことで、社会インフラを支える仕事のあり方も大きく変わっていく可能性があるといいます。

本記事では講演内容の一部のみを紹介しました。動画ではより多くの具体的な事例や背景が語られています。
ぜひ下記の動画で、講演の全体をご覧ください。

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