はじめに
みなさま、はじめまして。今回より、デジタルシフトマガジンにて連載をさせていただくこととなりました、株式会社デジタルシフトウェーブの林 英樹と申します。
デジタルシフトウェーブでは、多くのクライアント様のデジタルシフトをご支援させていただいており、私は主に、経理・法務業務をはじめとする管理業務全般を担当しており、管理業務のクラウド化などの社内デジタルシフトと働き方改革の推進に向け活動しております。
私自身の経歴を簡単に紹介させていただきます。前職は、新卒で航空会社に入社し、旅客サービス部門にて顧客対応に従事してまいりました。そのような中、今後目まぐるしく変化する世の中で、このまま接客一筋で生きていくことができるのかと考え始めたことをきっかけに、新たな挑戦をむねに2019年に株式会社デジタルシフトウェーブへ転職いたしました。
今回は、知識も経験もない中で管理業務をゼロからはじめ、管理業務全般の工数削減と知識・経験を蓄積することを目的とした管理クラウド化への挑戦、またスーパーフレックス制度導入などの働き方改革の実践とそこで感じた自身の経験をベースにお伝えできればと感じております。今後、働き方改革や管理業務の工数削減に取り組まれる方の一助になれば幸いです。
デジタルシフトウェーブでは、多くのクライアント様のデジタルシフトをご支援させていただいており、私は主に、経理・法務業務をはじめとする管理業務全般を担当しており、管理業務のクラウド化などの社内デジタルシフトと働き方改革の推進に向け活動しております。
私自身の経歴を簡単に紹介させていただきます。前職は、新卒で航空会社に入社し、旅客サービス部門にて顧客対応に従事してまいりました。そのような中、今後目まぐるしく変化する世の中で、このまま接客一筋で生きていくことができるのかと考え始めたことをきっかけに、新たな挑戦をむねに2019年に株式会社デジタルシフトウェーブへ転職いたしました。
今回は、知識も経験もない中で管理業務をゼロからはじめ、管理業務全般の工数削減と知識・経験を蓄積することを目的とした管理クラウド化への挑戦、またスーパーフレックス制度導入などの働き方改革の実践とそこで感じた自身の経験をベースにお伝えできればと感じております。今後、働き方改革や管理業務の工数削減に取り組まれる方の一助になれば幸いです。
入社、そして管理部への配属
冒頭でも少し触れましたが、前職では航空会社に勤め、約10年、接客一筋で業務を行ってまいりました。管理業務の知識としては、経理業務や法務業務などは聞いたことがあり、どんなことをやっているのかなんとなく知っている、お恥ずかしい話ですが、その程度の知識しかありませんでした。デジタルシフトウェーブに入社した後はできることが限られている中で社長から「まずは会社を知るために、管理業務をやってみなさい。今なら知識や経験がなくても大丈夫」というお言葉をいただき、管理業務全般を担当することになりました。正直な話ですが、当初は何故管理業務を行うことが会社を知ることに繋がるのか、何故今なら知識や経験がなくても問題ないのかあまりわかってはいませんでした。
知識・経験ゼロ!管理業務への挑戦
まず、管理業務で最も苦戦したことは経理業務でした。中でもつまずいたことは会計用語です。買掛金、売掛金、原価、貸借対照表、損益計算書、、、と挙げればきりがないですが、それが何なのかどうやって算出するのかが分からず、締めの期限が迫る中で、何とかしなければと考えた私は担当の会計士に初歩的なことを聞いたり、言われたとおりにただ会計システムに数字を入力するといったありさまでした。
自ら調べ、考える
結果的に人に聞いたり、言われたことをやっているだけでは、その場凌ぎであり、いつまで経っても知識・経験として蓄積されないと、周囲からの助言もあり、今までのやり方が間違っていることに気が付きました。その後は何かあれば、まずは自ら調べることを繰り返していきました。会計用語の意味や算出方法が分かれば、会計システム上のどこに何を入力すればいいのかが分かり、また数字の流れを見るだけで会社の状況が分かるようになり、それまで点でわかっていたことが線になっていくのを感じ、いつのまにか経理業務を楽しんでいる自分がいました。業務を覚えることの近道は「自ら調べ、考える」ことであり、その重要性を身をもって実感した瞬間でもありました。
管理システムがあれば管理業務は誰でもできる
知識・経験ゼロで管理業務を行うことになり、当初は右も左もわからない状況でしたが、今では流れがある程度理解でき、大半の業務を単独でできるようになりました。できるようになった理由は様々ですが、一番の要因は勤怠管理システムや会計システムがあったためだと感じています。管理システムがなければ、人事・経理業務は絶対にできなかった、逆に言えば管理システムさえあれば誰でもできるのではないかと感じています。会計システムに必要な情報を入力すれば、自動で損益計算書を作成するなど、そこまで知識が無くとも経理業務を行えるようになるため、私のように基礎知識がない者にとっては必要不可欠な存在です。管理業務を行う際に社長から言われた「今なら大丈夫」という言葉には、今なら便利で高機能な管理システムあるから、という意味が込められていたことにようやく気が付くことができました。
様々な管理システム
その他、会計システム、勤怠管理システム以外にも、管理業務を助ける様々な管理システムが世の中にあります。次回は管理業務をより円滑にし工数の削減に繋げるため、管理業務全般をクラウド化するための新たなシステム導入までの取り組みについてお話していきたいと思います。 (つづく)
林 英樹(Hideki Hayashi)
2009年5月に新卒として航空会社に入社し、旅客サービス部門で接客業務に従事。各種空港業務に加え、出発・到着コントローラー業務を担い、またチーフとして若手社員の教育など人材育成を経験。2019年4月に株式会社デジタルシフトウェーブ入社。
■上記の著者へのDX相談・講演等の依頼は、こちらから
株式会社デジタルシフトウェーブ
https://www.digitalshiftwave.co.jp/
株式会社デジタルシフトウェーブ
https://www.digitalshiftwave.co.jp/