1時間398円、料理は1品35円から。町田駅前に8月22日、蛇口をひねるだけで好きなお酒が注がれる店が現れる。飲み会の予算を気にして誘いを断った経験がある人には、ちょっと見過ごせない話かもしれない。なぜこの価格で成立しているのか、その裏側には一風変わったこだわりがあった。
町田駅前に、酒が“湧き出る”非日常空間が誕生
2026年8月22日(土)、町田駅前に「大衆酒泉テルマエ町田泉」がグランドオープンする。
コンセプトは「昔ながらの大衆銭湯×大衆居酒屋」。小田急線・町田駅から徒歩1分、JR横浜線・町田駅から徒歩5分という好立地に、非日常感あふれる新業態が上陸する。

“ひねる”という新体験
店内の壁には、13種類26個の蛇口がずらりと並ぶ。ひねればグラスに好きなお酒が注がれていく、セルフ式飲み放題「ひねり蛇口ハイ」が名物だ。
料金は1時間398円(税込438円)。注文してドリンクを待つ必要はなく、飲みたい時に飲みたい酒を自分で注ぐ。「どの蛇口にしようか」「2種類を混ぜてみよう」――蛇口の前で自然と会話が生まれる仕掛けになっている。

目を疑う価格設定
驚くのは飲み物だけではない。対象時間帯なら、名物「テルマエ串」や「カリカリちび小籠包」などが1品35円(税込39円)から楽しめる。通常70円の商品が半額の35円になる早割・遅割メニューもあり、平均原価率は約95%という思い切った設定だ。
物価高が続く中でも、財布を気にしすぎず仲間との時間を楽しんでほしい――そんな狙いから、利益を最優先しない価格設計が敷かれている。

銭湯で、酒に浸かる夜
店内はタイル張りの壁、銭湯ロッカー風の装飾、暖簾など、懐かしさと非日常感が同居する空間。飲み放題専用の風呂桶まで用意されている。
蛇口をひねって注ぐその一瞬に、思わず写真を撮りたくなる人は少なくないはずだ。安さだけでなく“体験”そのものを売りにする姿勢は、これからの町田の飲み会シーンを塗り替えるに違いない。






















