REVISIOは2023年9月11日、ラグビーワールドカップ2023「日本×チリ」で一番見られていたシーンを発表しました。9月10日に地上波NHK総合で放送されたチリ戦の中で、毎分の注目度データを使って分析しました。
REVISIOでは家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測る分析サービスを提供しています。今回はこの仕組みを利用し、ラグビーワールドカップ2023の日本対チリ戦を分析。視聴者が釘付けになったシーンを発表しました。
●第1位: 21時53分
中村亮土選手がトライを決め、選手と観客が盛り上がっているシーン
【注目度:75.7%】
相手陣営深くでのスクラムから押し込んだあと、中村亮土選手がトライを決めた場面でした。後半31分頃でした。選手と観客が歓声を上げて盛り上がり、注目されたと考えられます。このシーンの解説とリプレイが流れ、続いて松田力也選手がコンバージョンキックを行う場面まで注目されました。2大会連続出場の中村選手が、W杯で初のトライを決めました。ファンから歓喜のコメントが相次ぎました。
●第2位: 20時55分
スクラムを組みながら移動する中で、アマト・ファカダヴァ選手がボールを持って抜け出しトライ
【注目度:73.8%】
前半41分で、日本のラインアウトから試合が再開されました。スクラムを組みながら移動しているところで、アマト・ファカダヴァ選手がボールを持って抜け出し、トライを決めました。アマト・ファカダヴァ選手は前半8分にもトライを決めており、1試合で2トライを決めました。トライには歓声が上がるため、注目が集まりやすいと思われます。注目度1位のシーンに続き、2位もトライの場面でした。
●第3位: 20時48分
サイドにいた松島幸太朗選手にボールが渡りますがタックルで倒され、ノットリリースザボールとなってしまう
【注目度:73.4%】
前半の35分で、試合が再開されたところでした。チリのラインアウトで日本ボールとなり、サイドにいた松島幸太朗選手にボールが渡りましたが、タックルで倒され、ノットリリースザボールという反則が取られました。チャンスに会場がどよめき、注目を浴びました。
なお、REVISIOによる「注目度」とは、テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いを把握する指標として使われます。
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