CMDB(Configuration Management Database)とは、情報システムに関わるすべての構成要素(サーバー、ネットワーク機器、ソフトウェア、契約情報など)を一元的に管理するデータベースのことです。
これらの構成要素(CI:Configuration Item)の関係性や変更履歴も記録されるため、システム全体の構造と依存関係を正確に把握できます。
障害発生時には、影響範囲を迅速に特定でき、変更時には事前に影響を予測できるなど、ITサービスの安定運用に不可欠な基盤です。ITIL(ITサービスマネジメントのフレームワーク)でも中核となる概念であり、DX時代に求められるスピーディな変化対応と安定運用の両立に貢献します。
特に複雑なシステムを持つ企業にとって、CMDBは「見える化」による意思決定の加速とリスク低減に欠かせない存在です。






















