ROIは2022年6月29日、フードテックの導入に関する調査結果を発表しました。調査は31店舗の飲食店を対象に、2022年6月16日から6月23日に実施。フードテックの導入実態や導入効果などを聞いています。
店舗にフードテックを導入しているかを聞いた結果が図1です。
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結果は「はい」が81%で、多くの企業がフードテックを活用していることが分かります。
具体的にどんなフードテックを導入しているのかを聞いた結果が図2です。
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「キャッシュレス」「検索・予約ツール」「デリバリ―サービス」が61%で、そのほか「テーブルオーダー」(52%)、「モバイルオーダー」(36%)などの割合が高くなっています。
導入して良かったフードテックを聞いた結果が図3です。
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満足度が一番高かったのが「キャッシュレス」で55%でした。「検索・予約ツール」(41%)、「デリバリ―サービス」(41%)が続きます。
フードテック導入による効果を聞いた結果が図4です。
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結果は「人件費削減になった」と「時間に余裕ができた」が47%で一番多くなっています。そのほか、「提供スピードが速くなった」(25%)、「売り上げの貢献になった」(15%)などもあります。
では、導入しなければよかったフードテックはあるのでしょうか。その結果が図5です。
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「悪かったと思うものはない」が86%で、フードテックを導入した多くの飲食店が、導入して良かったと考えていることが分かります。ちなみに回答結果では、「検索・予約ツール」が8%、「モバイルオーダー」が6%でした。
なぜ、フードテックを導入しなければよかったと思ったのか。その結果が図6です。
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「コストがかかってしまった」が一番多く31%を占めます。「使いこなせなかった」(15%)という声も少なくないようです。
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