スタートアップテクノロジーは2022年6月6日、同社運営のプログラミングスクールにミドルやシニアを対象としたコースを開設したことを発表しました。Webエンジニアとして生涯現役で活躍できるスキル習得をサポートします。
エンジニアの世界では「プログラマ35歳定年説」が叫ばれています。35歳を過ぎると、マネジメントや設計などの上流工程に専念するケースが大半です。しかし今、DXの必要性が高まる中、エンジニアの需要が高まっています。
そこでスタートアップテクノロジーは、ミドルやシニア層を対象としたプログラミングコースを開設します。開発現場で必要な最新技術やカルチャーを学べるようにし、エンジニアとしてモノづくりの現場に立ち会い続けられるようにします。
同社が運営するプログラミングスクール「RUNTEQ(ランテック)」に「ミドル・シニアコース」を新設します。コースの特徴が次の通りです。
・開発現場で即戦力を目指すためのカリキュラム
Web系の開発会社がモノづくりの現場に必要な技術を厳選し、生きた技術を学習カリキュラムに落とし込みました。Ruby on RailsやRSpecを中心に、開発案件を自走できるレベルまで引き上げます。 ・Web業界特有のカルチャーを取り入れられる
リモートワークやフレックスタイムなど今までの価値観と違う働き方を急激に取り入れるのはストレスになります。開発現場で頻繁に使用されるツールを使用しながら、学習期間中に新しいカルチャーに慣れるようにします。 ・技術・キャリアの専門家が1人ひとりに寄り添った目標の実現をサポート
開発現場の第一線で活躍する現役エンジニアと、就職に精通するキャリアの専任担当が、モノづくりの最前線で活躍できるよう伴走します。 なお、コース新設に際し、1期生の募集も開始します。対象は40歳以上で、過去に開発経験と、
基本情報技術者試験の取得が必須となります。入学者数は1人ひとりのキャリアにより添うため、月に5人までの制限を設けます。 料金は10万円(税別)。なお本コースはベータ版として提供されるため、通常価格(15万円)より安い価格設定となっています。受講期間は3~6カ月です。
Web系の開発会社がモノづくりの現場に必要な技術を厳選し、生きた技術を学習カリキュラムに落とし込みました。Ruby on RailsやRSpecを中心に、開発案件を自走できるレベルまで引き上げます。 ・Web業界特有のカルチャーを取り入れられる
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