約6万社の会員基盤を持つ「Big Advance」が、2025年10月7日に対話型エーアイ検索を導入しました。キーワードに頼らず「相談する」感覚で最適な商談相手を提示する新機能は、中小企業の商談発掘をどのように変えるのかを見ていきます。
対話で曖昧なニーズを具体化する「会話型検索」の中身
株式会社ココペリは、中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」に対話型エーアイ検索機能を追加しました。2025年10月7日リリースのこの機能は、従来のキーワード検索が抱えていた「自社の抽象的な課題を適切な検索語に落とし込めない」「わずかな語の違いで本来の候補が漏れる」といった課題を解消することを目的としています。ユーザーは「新しい仕入先を探している」「自社の技術を活かせる協業先はないか」といった自然な言葉で入力するだけで、AIが対話を通じて必要な条件を整理・具体化します。Big Advanceの約6万社という会員データベースを対象に、AIが文脈や意図を汲み取って最適な候補を提示するため、これまで見落とされていたマッチングが生まれる可能性があります。
対話型エーアイの核は「意図の理解」と「伴走提案」にあります。入力された文章の背景にあるニーズや優先順位をAIが推定し、業種や地域、取引形態などの要素を順次深掘りします。ユーザーは追加のキーワードを考える必要がなく、対話に答えるだけで条件が明確になります。こうして整理された条件と会員プロファイルを突き合わせ、候補企業を提示する仕組みです。ココペリはこれをAIエージェント構想の第一歩と位置づけ、単なる情報提供に留まらず、中小企業の伴走者として提案や支援に繋げていく方針を掲げています。対話履歴やマッチング結果は学習データとして活用され、提案精度の向上に寄与する点も明記されています。
今後の展開として、ココペリはユーザー基盤の拡大とともにAIの進化を進め、より簡便で効果的な商談創出環境を目指すとしています。Big Advanceはすでに地域金融機関や信用金庫との連携実績があり、今回の対話型機能は地方企業の販路拡大や異業種連携を後押しする期待があります。ココペリは単なる機能追加にとどまらず、AIを通じた伴走支援を強化することで、中小企業のデジタルトランスーメーション(DX)を支援したいとしています。ユーザーは対話により自社課題を明確化しやすくなり、Big Advance上での出会いの幅が広がることが見込まれます。
詳しくは「株式会社ココペリ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















