NRIセキュアテクノロジーズは2021年4月21日、DevOps手法を用いたシステム開発時のセキュリティを学ぶ研修コースを発表しました。システムを迅速に開発することが求められる中、セキュリティに配慮した安全なシステムを開発できるようにします。
DevOpsとは、開発(Development)と運用(Operation)を連携しながらシステムを開発する考え方。開発したシステムが運用しにくい、現場の意見が反映されないシステムが開発されたなどの問題を払拭できるのが特徴です。開発スピードも引き上げられることから、最近ではDXを推進する際、DevOpsの考え方を取り入れてシステムを開発するケースも見られるようになっています。しかし半面、開発したシステムのセキュリティ確保が課題になりつつあります。そこでDevOpsの考え方に、セキュリティも踏まえる「DevSecOps」という考え方が注目されつつあります。
こうした背景から同社は、「DevSecOps」を体系的に学べる研修コースを用意。同社が提供する、情報セキュリティを本格的に学ぶ人を対象とした研修コース群「セキュアEggs(エッグス)」に「DevSecOps」コースを新設しました。
コースは2日間です。DevSecOpsを把握した上で、各種ツールを活用してセキュリティ水準の高いシステムの構築・運用を実現できる人材の育成を図ります。
DevSecOpsコースの概要は次の通りです。
開催日時 | 2021年8月23日(月)~8月24日(火)9:30~18:30 2022年1月31日(月)~2月1日(火)9:30~18:30 |
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開催方式 | オンライン |
参加費 | 16万5000円(税込み、1人あたり) |
定員 | 20名 |
主な研修内容 | ・DevOpsとは ・DevSecOpsとは ・DevSecOpsの「文化」 ・DevSecOpsの「プロセス」と「技術」(前半) 要件定義・設計 開発 検証 ・DevSecOpsの「プロセス」と「技術」(後半) パッケージング リリース 設定管理 モニタリング 開発サイクル全体のセキュリティと考慮事項 ・継続的改善と学習 |