東京地下鉄株式会社と株式会社ナビタイムジャパンは、車両データ等から推定した着座確率を活用する『座れるルート検索』と『座りやすい号車案内』を、2026年3月30日から「乗換NAVITIME」アプリで本格提供します。有料会員限定の本提供では、約1年半の試験提供で集めた約3,800件の体感調査と改善要望を反映し、どこでどのくらい座れるかを高い精度で予測可能としました。新UIでは、区間内で座れそうな時間を期待値としてバー表示し、一本見送る、急行から普通に乗り換えるなど、より長く座れる可能性が高いルートを追加提案します。移動の快適性を数値で把握できるようになり、通勤や通学での選択がしやすくなります。なお、取り組みに用いる車両データやアプリ関連データに個人を特定できる情報は含まれていないとしています。
機能の範囲と提供条件。無料と有料の違いを明確化
ルート検索結果に東京メトロ線が含まれる場合に各情報が表示されます。一覧画面では乗車区間全体のうち座れそうな時間をバーで示し、これは無料会員も利用可能です。より長く座れるルートの追加提案は有料会員限定で、一覧画面に候補が表示されます。詳細画面では最も座りやすい号車を示し、座れそうな時間はその号車利用を前提とした期待値です。停車駅ごとの着座確率表示も有料会員が対象で、お試し会員も利用できます。ダイヤ改正時を含め一部列車では着座確率が表示されない場合があり、最新バージョンのアプリ利用が必要です。通勤や通学定期券で乗車する場合は、定期券の経路どおりの利用が原則で、他経路では別途運賃が発生することがあります。
今後の展望。AI画像認識で他社線展開を目指す
東京メトロ線以外への拡大に向け、車両改修を不要とするAI画像認識で車両データを収集する新技術を開発中です。これにより、他社線でも着座確率の可視化や提案を実装しやすくなることが見込まれます。優先席や一部時間帯の女性専用車に関しては、駅や車両の案内に従うよう協力を求めています。機能を有効に活用するには、対象路線かどうか、提供条件、アプリの更新状況を事前に確認すると安心です。
詳しくは「東京地下鉄株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















