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コラム

免許証コピーの時代は終わった?IC本人確認が広げる本人確認DXを考える

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スマホの契約で、免許証のコピーをアップロードする時代は終わりました。2026年4月1日から施行された改正携帯電話不正利用防止法により、本人確認の方法が劇的に変化しています。巧妙化する特殊詐欺を防ぐため、国が下した決断は「アナログ確認の原則廃止」。私たちの契約手続きはどう変わるのか?その裏側にあるDXの必然性を解き明かします。

犯罪から社会を守る砦「携帯電話不正利用防止法」の正体

「携帯電話不正利用防止法」とは、匿名性の高い携帯電話が振り込め詐欺などの犯罪に使われるのを防ぐために制定された法律です。契約時に厳格な本人確認を義務付け、他人に譲渡することを禁止しています。今回の改正では、これまでの「書類の目視」から、ICチップを活用した「デジタル認証」への完全移行が義務化されました。

オンライン契約(eKYC)における「免許証の画像送信」は原則廃止となります。精巧な偽造書類の横行を受け、政府はマイナンバーカードや免許証の「ICチップ読み取り」を必須としました。スマホをかざして暗証番号を入力する、あるいは公的個人認証サービス(JPKI)を活用することで、本人証明をデジタル上で完結させます。この変更により、審査時間は大幅に短縮され、利便性はむしろ向上しています。

一方、顔写真のない健康保険証などを用いた非対面契約は原則禁止され、法人契約における代表者の本人確認も厳格化されました。一見、ルールが厳しくなったように感じられますが、これは「匿名性の排除」を徹底し、私たちのデバイスが犯罪に巻き込まれるのを防ぐための防波堤なのです。

【編集部見解】
今回の改正は、日本の本人確認インフラを「アナログの目視」から「デジタルの証明」へと強制的にシフトさせる、国を挙げたDXと言えます。 手続きなどが面倒になったなんて思わず、不正利用を防ぐだけでなく、事務手続きのミスも激減するため、むしろ私たちの通信環境の安全性と利便性を同時に高める重要な改正であるといえます。

詳しくは「総務省」または「各携帯事業者」の公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部 茂木

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