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PayPayから暗号資産取引へ即時入金。Binance Japan、事前チャージと出金に対応

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Binance Japan 株式会社とPayPay株式会社は、暗号資産の現物取引において、PayPayマネーを通じてBinance Japanのアカウントへ事前に即時入金できる新サービスの提供を開始しました。これにより、売買成立とは切り離して日本円をあらかじめ口座にプールでき、定期購入や指値注文、板取引などを計画的に行う準備が整えやすくなります。さらに、Binance Japanのアカウントにある日本円は、いつでもPayPayマネーとして出金でき、即時にPayPayアプリへ反映されます。利用には、両サービスでの本人確認とアカウント連携の有効化が必要です。入金と出金の手数料はそれぞれ110円で、反映額は指定金額から手数料を差し引いた金額となります。サービスの提供開始日は4月9日で、原則365日24時間利用できます。

サービスの概要と利用要件

両社が開始した新サービスは、PayPayマネーを用いてBinance Japanのアカウントへ即時に入金や出金ができる点が特徴です。これまでの連携では、暗号資産の購入または売却と同時の入出金に限定されていましたが、今回は取引の有無にかかわらず事前に資金移動が可能になりました。利用には、Binance Japanアプリでの本人確認が完了していることに加え、PayPayでの本人確認が完了し、Binance Japanアプリ上でPayPayのアカウント連携に同意していることが条件です。初回のみ、Binance Japanアプリ内でアカウント連携の有効化が必要となります。利用可能時間は原則365日24時間で、メンテナンス時間を除き、即時に反映される運用が示されています。対象となる残高はPayPayマネーであり、PayPayマネーライトは対象外です。入出金はともに即時反映される仕様で、取引機会を逃しにくい設計になっています。

入出金の手数料や反映額の仕組み

手数料は入金時と出金時の双方で110円が発生します。反映額はユーザーが指定した金額から手数料を差し引いた金額で計上されます。例えば、PayPayマネーで1,000円を入金すると、110円の手数料が差し引かれ、890円がBinance Japanのアカウントに反映されます。逆に、Binance Japanのアカウントから1,000円を出金した場合も、110円が差し引かれ、890円がPayPayマネーに反映されます。なお、2025年11月21日に開始した購入と同時にPayPayマネーで入金できる既存の連携については、引き続き手数料無料で利用できます。手数料はBinance Japanに対して支払うものであり、実際の入出金額は手数料控除後の金額となる点に注意が必要です。出金時はPayPayマネーの残高限度額を超える場合は反映できない制約も適用されます。

入出金の下限と上限および各種制限

入金の下限は1,000円で、24時間の入金上限は30万円、30日間の入金上限は100万円です。入金先はBinance Japanが設置したPayPayのビジネスアカウントであり、他の法人や団体が設置するPayPayビジネスアカウントへの送金と合算して上限が適用されます。例えば、他団体のビジネスアカウントへ19万円を送金した場合、当該送金から24時間経過するまでBinance Japanへの送金は最大11万円となります。出金の下限は1,000円で、24時間の出金上限は100万円、30日間の出金上限は200万円に設定されています。加えて、その他の制限はPayPayの利用上限に従います。既存の購入同時入金の連携については、上限が24時間で100万円、30日間で200万円の設定が維持されています。

取引可能な方式と活用シーン

事前入金により、Binance Japanの「販売所」と「取引所」のいずれでも取引が可能になります。販売所はBinance Japanが取引相手方となり、提示価格で暗号資産を売買する方式です。取引所は、Binanceグループ全体のユーザー同士が希望価格や数量を提示し、合意価格で約定する板取引の方式です。事前に資金をプールできることで、定期購入や指値注文をあらかじめ設定し、希望の価格帯での約定を待つ運用が取りやすくなります。加えて、出金も即時反映されるため、暗号資産取引後に日本円をPayPayマネーへタイムリーに戻すことが可能です。アカウント連携は利用者の任意で解除でき、必要に応じて連携状態を管理できます。

Binance Japanの位置付けと留意点

Binance Japanは、世界最大規模のブロックチェーン・エコシステムおよび暗号資産インフラを提供するBinanceの日本法人で、関東財務局登録の暗号資産交換業者として2023年8月からサービスを提供しています。グローバルで培った技術力と商品ラインアップを生かし、初心者から経験者まで幅広い層に向けて安全でシンプルな取引環境の提供をうたっています。暗号資産は法定通貨ではなく、インターネット上でやり取りされる電子データであり、価格変動による損失リスクがあるとされています。市場状況や流動性の変動によって希望価格や数量での取引ができない可能性、記録の仕組みの破綻等による価値喪失の可能性も示されています。秘密鍵やパスワードの紛失や漏えいによるリスク、購入価格と売却価格の差がある点、そしてBinance Japanが倒産した場合に預託資産を返還できない可能性がある旨が注意事項として明記されています。取引にあたっては、内容を十分に理解し、自己の責任で行う必要があります。

実務での使い方と設定時のポイント

この新サービスを活用するには、まずBinance JapanアプリとPayPay双方で本人確認を完了させ、Binance Japanアプリ内でPayPayアカウント連携を有効化します。入金前に、入金下限や上限、手数料と反映額の関係を確認し、資金計画に合わせて金額を設定することが重要です。定期購入や指値注文を利用する場合は、販売所と取引所の違いを理解したうえで、希望する約定手段を選択します。即時出金が可能なため、取引後に日本円をPayPayマネーへ戻す運用フローも事前に設計しておくとスムーズです。ビジネスアカウントへの送金上限は他団体分と合算されるため、当日の他送金実績を確認しつつ入金額を決めると上限超過を避けられます。連携は任意で解除可能なため、運用方針の変更時にはアプリから連携状態を見直せます。

詳しくは「Binance Japan 株式会社」と「PayPay株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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