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スマホが空とつながる!ソフトバンク×スターリンクが狙う「圏外」の終焉

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圏外でメッセージが届く。そんな当たり前が、いよいよ現実になります。ソフトバンク株式会社は「ソフトバンク」「ワイモバイル」「ラインモ」で、衛星とスマホが直接つながる「スターリンク・ダイレクト」を4月10日に開始しました。いつ、どこで、何ができるのかを端的に整理します。

4月10日始動。“圏外”でも届くテキスト、動く主要アプリ

「スターリンク・ダイレクト」は、スマホが「スターリンク」の衛星と直接通信し、地上のSoftBank 5Gや4Gの電波が届かない屋外でもデータ通信を可能にします。建物の密集地や車内、樹木の多い場所ではつながりにくい場合があり、音声通話と緊急通報は非対応です。通信は地上回線より低速になることがあり、衛星切り替え時に一時中断する可能性があります。それでも山間部や海上、災害時の連絡手段として有効な選択肢が加わります。提供ブランドは「ソフトバンク」「ワイモバイル」「ラインモ」で、対象エリアは日本の領土と領海のうち、同社が定める区域です。

料金設定は明快です。「ソフトバンク」のスマホ向け料金プランと「ワイモバイル」の「シンプル」「シンプル2」「シンプル3」では、申し込み不要で追加料金なしです。「ワイモバイル」のその他プランと「ラインモ」は2026年6月末まで無料で、7月以降は月額1,650円のオプションが必要です。対応端末は衛星モードに対応した82機種で、最新ソフトウエアへの更新が条件です。一部機種では所定の設定が求められます。

利用できるサービスは三つの柱です。まず、テキストメッセージの送受信で、SMS、MMS、RCS、国際SMSに対応します。「ラインモ」ではMMSは非提供です。次に、対象アプリでのデータ通信が可能で、アプリ内の一部機能は制限される場合があります。さらに、緊急速報メールの受信に対応し、緊急地震速報、津波警報、Jアラートの一部を受け取れます。屋外で衛星との見通しが確保できる場所に限られます。

4月13日からはグループ各社の主要アプリが順次使えるようになります。「LINE」「ペイペイ」「ヤフー・ジャパン」などが対象です。「LINE」ではテキストと位置情報の送受信が可能で、スタンプ、絵文字、画像や動画、音声通話、ビデオ通話は対象外です。衛星通信の特性を踏まえ、軽量な連絡と情報取得が中心の体験になります。衛星通信の特性上、接続先の切り替え時に通信が一時中断される場合があり、見通しの確保が困難な場所では不安定になることがあります。

対象は“ソフトバンク”“ワイモバイル”“ラインモ”の個人向けで、「ラインモ」の法人契約は対象外です。エリアは日本国内の屋外で、同社が定める区域に限られ、SoftBank 5Gや4Gの提供エリアは含みません。日本の排他的経済水域の一部も含まれます。車内や建物の陰では接続が不安定になることがあるため、運用時は環境確認が欠かせません。圏外での通信ニーズが高まるレジャーや航行、災害対策において、基本的な連絡と速報の受信手段を確保できます。

本稿の見解として、追加料金なしでの即日提供は、衛星直結時代の分水嶺になります。主要アプリの順次対応が進めば、利用シーンはさらに広がるはずです。

詳しくは「ソフトバンク株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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