株式会社サンヴィレッジは、株式会社東急パワーサプライ向けに開発・建設した高圧の系統用蓄電所を完工し、静岡県御前崎市で2026年4月に商業運転を開始しました。設備は出力2MW、容量8MWhの規模で、東急パワーサプライが卸電力市場、需給調整市場、容量市場での運用を予定しています。蓄電池システムにはSUNGROW製ST2752UXのコンテナ型が採用されています。サンヴィレッジは2012年の創業以来、北関東を中心に太陽光発電所の開発・建設を進め、近年は非FITの太陽光や系統用蓄電所の開発にも注力しています。本件を含め、同社が開発から運転開始まで手がけた系統用蓄電所は全国で30カ所目となり、累計蓄電設備容量は240MWhを超えたとしています。再生可能エネルギーの普及に不可欠な「調整力」を担う蓄電池導入の重要性を踏まえ、同社は全国での展開を推進しています。
御前崎のTPS静岡御前崎01蓄電所と今後の展開計画
今回運転を開始したTPS静岡御前崎01蓄電所は、中部電力管内の静岡県御前崎市に設置され、2MW/8MWhの高圧蓄電所として稼働を始めました。採用機器はSUNGROW製ST2752UXのコンテナ型蓄電システムで、2026年4月に商業運転入りしています。東急パワーサプライは、当該設備を通じて複数の電力市場での運用を予定し、市場取引と需給安定の両面で活用する計画です。さらに、サンヴィレッジと東急パワーサプライは、追加の設備展開を計画しています。2026年5月には三重県津市で、同年6月には群馬県太田市で、それぞれ2MW/8MWhの高圧系統用蓄電所の営業運転開始を目指しています。いずれもSUNGROW製ST2752UXのコンテナ型蓄電システムを採用し、三重は中部電力管内、群馬は東京電力管内に位置づけられています。段階的な稼働により、同規模の蓄電アセットを複数地点で運用し、系統の調整力の積み上げを図る計画が示されています。
サンヴィレッジの実績と目標。全国30カ所達成、将来は250カ所・合計出力500MWへ
サンヴィレッジは、「地域との調和と協調」を掲げ「安全・安心な発電所の実現」をポリシーとして事業を展開し、非FIT案件を含む太陽光と系統用蓄電所の開発に注力してきました。今回の御前崎の運転開始により、同社が開発し運転開始まで担った系統用蓄電所は全国で30カ所に到達し、累計蓄電設備容量は240MWhを超えています。再生可能エネルギーのさらなる普及には、電力系統の安定運用を支える調整力としての蓄電池が重要との認識を示し、同社は北関東にとどまらず全国各地での開発・建設を推進中です。将来的な目標として、250カ所、合計出力500MWの達成を掲げています。今回の御前崎に続く三重、群馬での新設計画は、その長期目標に向けた具体的なロードマップ上のマイルストンと位置づけられます。市場運用を担う東急パワーサプライとの協働により、電力市場への参加と需給調整の両面での効果が期待される体制が整いつつあります。
詳しくは「株式会社サンヴィレッジ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















