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もう「ググる」は古い? 動画検索の主役はAIへ。若年層の95%がAIの回答を評価!

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13歳と14歳が、テレビと映画の探し方を変えています。AIチャットボットが便利でも、結果はどこまで信じられるのか。ニールセンの最新レポートは、利用の急増と信頼の伸び悩みという二面性を示しました。ウェブやアプリのAIが主役になる一方で、正確性では従来検索が優位です。このギャップが、次の体験設計の焦点になります。数値で全体像を確認します。

AIが「探す」を席巻、しかし信頼は従来検索に軍配

ニールセンは、AIがエンターテインメントの検索と発見に与える影響を分析しました。13歳から79歳の米国のAIチャットボットユーザー4,003名を対象とし、2026年1月23日から2月4日にオンラインで実施しています。過去12〜18カ月でチャットボットの利用が増えた人は66%でした。ジェネレーション・アルファでは80%に達し、過半数が毎日使うと答えています。テレビや映画のおすすめ入手先として、ジェネレーション・アルファの49%がウェブやアプリのAIチャットボットを挙げました。ストリーミングやケーブルのUIや番組表は41%、検索エンジンは11%でした。

機能面では、チャットボットの優位が明確です。複雑な質問で68%対19%、追問で69%対18%、直接的な回答で54%対31%、包括的な結果で50%対30%と、従来検索を上回りました。一方で、信頼性は50%対27%、正確性は46%対33%で従来検索が上回ります。4人に3人が、主にインターネット検索で照合してチャットボットの回答を確認しています。エンターテインメントに関するインターネット検索の正確性は92%が「良い」または「非常に良い」と評価しました。AIは85%で、全体では差が残ります。

ジェネレーション・アルファでは、この差がほぼ消えています。チャットボットの結果を高く評価した人は95%、従来検索は99%でした。最も信頼が集まった用途は、テレビや映画のレコメンデーションが26%でした。次いで、テレビ・映画・スポーツ番組の検索支援が25%でした。AIインターフェースのみならず、支えるデータ品質の重要性が浮き彫りになります。検証済みでタイムリーな高品質データに基づく視聴体験が、プラットフォームの勝敗を分けます。

コンテンツ環境の細分化は進行しています。サービスとプラットフォームを横断してライブラリが拡大し、選択時間は伸びています。視聴者は、即座に正確で関連性の高い回答を返すツールを重視します。ストリーマー、デバイスメーカー、メディア企業は、より速く番組へ導き、推奨に自信を持って行動できる設計が求められます。AIの普及は進んでいますが、鍵は信頼にあります。調査結果は、UIの会話化と、データ基盤の整備の両輪が不可欠であることを示しています。

本調査は、ジェネレーション・アルファの分析を13歳と14歳の回答に基づいています。さらに、Gracenoteの2025年ストリーミング消費者調査や、Nielsen、PwC、デロイト、ピュー・リサーチ・センター、Veed Analyticsの業界データを参考にしています。発表は2026年4月8日、米国ニューヨークです。タイラー・ベル氏は、4月20日から22日のNAB Show 2026で、調査結果とコンテンツ発見の将来への示唆を講演します。また、同イベントのストリーミング・サミットにて、UXやパーソナライゼーションをテーマにしたパネルディスカッションにも登壇予定です。

見解として、若年層の行動変化は設計の基準を押し上げ、評価軸を「使いやすさと信頼の両立」へと再定義します。数値で示された差分を、データ品質と検証プロセスで埋める動きが加速すると考えます。

詳しくは「ニールセン」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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