日本国内在住の一般ユーザー530名を対象に実施されたFacebook利用実態調査で、利用者の約7割が1日30分以内の短時間で情報をチェックする効率的な利用が主流であることが示されました。実名性に基づく情報の信頼が購買判断や意思決定の引き金となる構図も明らかになっています。調査は2026年3月19日にインターネットで実施され、調査主体はhotice株式会社、実査は合同会社RASA JAPANです。頻度、滞在時間、利用タイミング、目的、フォロー対象を多角的に可視化し、世代や性別で異なる行動様式が定量的に示されました。生活の隙間時間に確実な情報接点を提供するプラットフォームとしての特性が確認されています。
週1以上が約7割の接触 毎日利用は約2割で安定的な情報接点に
Facebookの利用頻度では、「ほぼ毎日」が18.87%となり、日常的な情報接点として機能している実態が示されています。週1回以上アクセスする層は合計で約69%に達し、生活のルーティンに組み込まれたメディアとして定着しています。一方で、利用していない層も33.02%存在し、日常的に使い倒す層と全く触れない層の二極化が観測されました。年代別では20代が23.76%、40代が24.51%で毎日利用が2割超となり、若年層のトレンド探索と中堅層の社会的つながりが併存しています。性別では男性の「ほぼ毎日」利用が20.63%で女性の16.28%を上回り、男性の方が週単位のアクティブ率も高い傾向です。未利用者が多い70歳以上でも、一度使い始めた層は高頻度を維持するという特徴が示されています。
1日30分以内が約72% 隙間時間で「高効率消費」が定着


1日の滞在時間は「10分未満」が43.38%で最多、「10分以上〜30分未満」が28.45%と続き、30分未満の合計が約72%となりました。深い没入よりも、短時間で必要な情報を素早く確認する行動様式が主流です。世代別にみると20代は30分以上の滞在が全体より多く、特定トピックの深掘りやコミュニティでの交流に時間を投じる姿がうかがえます。40代以降は滞在時間のコンパクト化が進み、必要情報の取得後に即離脱する効率志向が強まっています。性別では女性が30分未満に収まる割合が高く、家事や仕事の合間でのスマートな活用が目立ちます。一方で男性は長時間滞在の比率が女性より高く、関心テーマを追跡する傾向が示されています。
昼休みと移動中に利用が集中 就寝前も一定のニーズ

利用タイミングでは、回答者427人の集計で「昼休み・日中の休憩時間」が30.42%で最多、「通勤・通学などの移動中」が26.20%で続きました。社会の動きを短時間で把握したい局面との相性の良さが確認できます。就寝前の利用も約20%と一定数存在し、オンとオフの切り替え時や移動の合間にアプリを開いてネットワークの最新状況を確認する習慣が定着しています。10代は就寝前の利用が高く、夜間にコンテンツを消費するリズムが特徴です。40代は昼休みの活用が最多で、限られた隙間時間での情報収集が中心となっています。性別では女性が就寝前や家事の合間での接触が高く、男性は移動中や昼休みに能動的な確認が多い傾向です。
利用目的は「暇つぶし」だけでなく実益へ 実名性が購買行動を後押し

利用目的の最多は「暇つぶし・隙間時間の埋め合わせ」41.41%で、次いで「趣味・エンタメ・リラックス」32.96%、「トレンドや流行のチェック」31.27%となりました。友人・知人とのコミュニケーションも約4人に1人が挙げ、実名ベースの信頼が確かな接点を生んでいます。年代別では20代までがトレンド探索の比率で突出し、感性を磨く接触が中心です。30代から40代では商品やサービスの検索・検討の目的が表れ、実生活に直結する比較検討の場として機能しています。性別では女性がタレントやインフルエンサーのチェック、趣味やリラックスの比率が高い一方、男性は仕事やニュースなど社会的情報の収集が相対的に高くなっています。情報の発信者が明確であることが、意思決定や購買行動のトリガーとなる構図が示されました。
フォローは友人が最多 有名人とインフルエンサーも3割前後が支持

フォロー対象では「友人・知人」が32.96%で最多、「有名人・タレント」29.86%、「インフルエンサー」29.01%が続き、個人発信の影響力が大きい実態が確認されました。「企業・ブランド公式アカウント」をフォローする層も22.11%存在し、企業発信の情報を直接受け取る行動が一定規模で見られます。若年層はインフルエンサーのフォロー率が高く、SNS発のクリエイターを強い影響源として捉えています。40代や50代では有名人やニュース・専門分野の発信者を重視する傾向が強まり、正確性や専門性を基軸にフォロー対象を選ぶ姿が表れました。性別では女性が有名人や友人へのフォローが高く、男性はニュース・メディアや企業公式の網羅性を重視する比率が高い傾向です。タイムラインを信頼と関心で設計する個人最適の情報空間が構築されています。
詳しくは「hotice株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















