自治体によるメルカリShopsの活用がこの1年で大きく広がりました。2025年度の販売総額は18,183,913円、販売数は8,538品となりました。取り組みは2021年11月25日に岩手県山田町が統廃合となった学校備品を販売したことから始まり、2024年度末の54自治体等から1年間で27自治体が新たに加わり、2025年度末時点で81自治体等まで拡大しました。直近の2026年1月1日から3月31日の3ヶ月では1,802品、5,972,783円を記録し、年間販売額のおよそ3分の1がこの期間に計上されています。年度通期と直近四半期の双方で実績が伸びており、参加と成果の拡大が数字で明確になりました。取扱品目は粗大ごみや備品が中心で、地域の資源循環を進める仕組みとして定着が進んでいます。
販売額ランキング 三島市が年間首位、加茂市等と南知多町が続く
2025年度の販売額1位は静岡県三島市で2,359,500円でした。三島市は2023年9月に市民から集めた粗大ごみ販売を開始し、現地引き取りの特性を活かした購入者ヒアリングを次の出品に活かす工夫を重ね、多くのメディアでも取り上げられています。2位は新潟県の加茂市等で1,015,350円、3位は愛知県南知多町で965,370円でした。岐阜市が916,000円、岡山市が900,700円で続き、山形市、笠岡市、裾野市、蒲郡市、常陸大宮市がトップ10に入りました。2026年1月から3月の3ヶ月では、岡山県笠岡市が731,900円で首位、三島市が708,000円、裾野市が499,500円で続いています。短期間でも高い結果を出す自治体が増えつつあり、開始直後からの販売設計と在庫投入の計画性が成果に直結しています。
販売数ランキング 三島市が年間1位、蒲郡市が2位、掛川市等が3位
販売数の年間1位は三島市で1,491品でした。2位は愛知県蒲郡市の932品、3位は静岡県の掛川市等で834品です。4位は岡山市で696品、5位が岐阜市で546品、6位が裾野市で428品、続いて加茂市等、名古屋市、那須町、山形市が並びました。直近3ヶ月でも三島市が421品で最多、次いで蒲郡市が234品、掛川市等が204品でした。販売数の伸びは継続的な出品と在庫の厚み、説明や写真の標準化など日常運用の積み上げが反映されます。数量上位の自治体は、通期での出品計画と反応に応じた出品の微修正を進めており、安定的な運用により結果を重ねています。数量と金額の両面で着実に指標を積み上げた点がランキングから確認できます。
フォロワー動向 三島市が最多、名古屋市が2位 年間増加数は沼津市が首位
2026年3月31日現在のフォロワー数は、三島市が8,956人で最多、名古屋市が5,071人、西宮市が4,485人で続きました。山形市、岐阜市、蒲郡市、室蘭市、岡山市、掛川市等、加茂市等が上位に入っています。2025年度のフォロワー増加数では、昨年8月に販売開始した静岡県沼津市が1,261人増で最多、10月開始の東京都立川市が1,256人増、今年2月開始の神奈川県藤沢市が1,054人増でした。継続運用の中でも三島市が862人増、掛川市等が449人増となり、既存自治体の健闘も見られます。直近3ヶ月の増加数は藤沢市が1,054人増で1位、立川市が881人増、千葉県松戸市が582人増、三島市が503人増で続きました。開始時の認知拡大と初回の在庫充実がフォロワー獲得の要であり、期間内の動向にもその傾向が表れています。
いいね獲得 三島市が通期と直近で首位、加茂市等と裾野市が追随
2025年度のいいね獲得数は三島市が4,210で首位でした。2位は加茂市等で2,400、3位は裾野市で1,790となり、蒲郡市、名古屋市、南知多町、草津市、掛川市等、沼津市、那須町がトップ10に入りました。直近3ヶ月では三島市が1,213で最多、裾野市が640、名古屋市が617、加茂市等が606、南知多町が510と続いています。反応の可視化であるいいね数の上位常連が販売額や販売数でも上位に位置しており、関心の喚起と購買の連動が確認できます。写真の構図や状態説明の明確さ、タイトルの工夫など、出品の基本品質が継続的に反応を引き出しています。通期での運用により関心層が積み上がり、直近でも高いエンゲージメントを維持しています。
詳しくはメルカリの公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















