富士通株式会社と国立大学法人東京科学大学は、量子ハードウェア技術の研究と人材育成を目的に「富士通量子・HPC基盤協働研究拠点」を東京科学大学内に設立しました。富士通が進める「富士通スモールリサーチラボ」の一環で、東京科学大学の協働研究拠点制度と産学共創機構 オープンイノベーション室の支援を受けます。量子分野をHPC分野に加えて強化し、実用的量子コンピュータの実現を見据えた設計、制御、評価の技術力強化と人材育成を推進します。量子とHPCの融合を通じ、古典計算と量子計算を連携させる次世代計算基盤の創出を目指します。
拠点の体制と所在地
量子テーマ拠点は東京都目黒区の大岡山キャンパス 南3号館1017室に設置し、量子コンピュータの制御技術を研究します。期間は2026年4月1日から2027年3月31日までで継続を検討します。HPCテーマ拠点は神奈川県横浜市の横浜キャンパス G2棟 310号室と312号室に設置し、AIおよびHPCアプリケーション高速化に向けた次世代コンピューティング基盤技術を研究します。期間は2022年10月20日から2027年3月31日までで継続を検討します。大学内に研究員が常駐し、共同研究を加速します。
研究・人材育成の取り組み
量子コンピュータの制御と校正に関する共同研究を実施し、高い量子演算忠実度を目指す制御技術の確立と、AIを活用した効率的な量子ゲート校正を推進します。量子ビット数の増加で複雑化する制御と校正の高度化と効率化を図ります。人材育成では理論教育に加え、量子ビットチップの設計、製造、制御、計測まで実プロセスに即した実技教育を提供します。HPCと量子の融合領域を開拓し、量子コンピューティングの社会実装と産業応用の加速、日本の量子技術の競争力強化への貢献を目指します。記載の固有名詞は各社の商標または登録商標です。
詳しくは「富士通株式会社」「国立大学法人東京科学大学」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















