企業の経営課題に学生が挑むビジネスコンペティション『B-Lab』を通じ、学生の提案が企業の意思決定に反映され、実装に至りました。株式会社クレバリーホームは、2025年11月開催の『B-Lab』で受けた2チームの提案を契機に、若年層との情報接点を再検討し、公式TikTokアカウントの運用を2026年7月26日に開始しています。株式会社LeaP UP!が運営する本プログラムでは、選抜学生が約3週間で調査から企画立案まで行い、経営者へ直接提案しました。今回のテーマは、これから住宅取得世代となる若者から見た企業や住宅の実像の把握でした。最終結果は両チーム事業化判定となり、提案は実務への展開を見据えた内容として評価されました。学生視点が、既存チャネルでは届きにくい層への新たな接点を提示した点が特徴です。
『B-Lab』で提示された住宅構想とPR戦略の要点
厳選10名の大学生は2チームに分かれ、Z世代に響くPR戦略と住まいの構想を提案しました。チームうちなんちゅは、暮らしの変化に合わせて空間を編集できる住宅クレキューブを構想し、所有から編集への価値転換を示しました。PRは認知、興味、理解、検討の段階設計を行い、TikTokを認知の接点に位置づけ短尺動画で新しい暮らし方を伝える設計を具体化しました。チーム鮨はDINKs層に着目し、変化に対応できる住宅Selectaを提案しました。PRは既存チャネルの見直しと新規チャネル開拓を統合し、XやTikTokへの進出を提示しました。TikTokではショートドラマ形式で広告感を抑え、住宅の魅力を伝える企画が示されています。両提案に共通して、若年層との新たな接点としてTikTok活用が盛り込まれました。
TikTok実装の経緯と実務への示唆
クレバリーホームはWeb、LINE、YouTube、Instagram、Facebookで情報発信を行ってきましたが、学生提案を機に住宅検討前の若年層との接点を再評価しました。社内議論の結果、既存施策では届きにくい層への接点強化として、公式TikTok運用の開始を決定しています。現場のコメントでは、提案が熱量と調査に裏打ちされており、目的意識や自ら視点を獲得する姿勢が印象的だったと述べられています。学生側からは、フランチャイズによる全国展開という強みがある一方、発信のばらつきがメッセージの一体感を損なう点に着目し、広報チャネルの再設計を提案した経緯が語られました。実務面では、認知から検討までのファネルに応じたチャネル最適化、短尺動画によるコンテンツ設計、ショートドラマ形式の活用が具体的アクションとして提示されています。LeaP UP!は本事例を起点に、企業と学生の共創機会を拡大し、実装と事業化につながる取り組みを進める方針です。
詳しくは「株式会社LeaP UP!」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















