年間被害が10億円を超え、過去最悪を記録した特殊詐欺の恐怖をご存じですか。巧妙化する手口に官民の垣根を越えたタッグが始動しました。最新アプリで地域を守る全国初の挑戦、その全貌に迫ります。
官民タッグで挑む防犯デジタル戦略の最前線
鳥取県では2025年の特殊詐欺認知件数が250件に達しました。被害総額は約10億7,411万円と過去最多を更新し、深刻な課題となっています。不審電話を起点とする悪質な手口に対抗するため、2026年8月24日に新たな防犯の枠組みが発足しました。NTTタウンページとトレンドマイクロ、鳥取県警察本部の3者が防犯啓発と対策アプリの普及に向けた連携協定を結んだのです。
今回の協定は、警察庁推奨の特殊詐欺対策アプリを提供する事業者2社が、共同で都道府県警察と連携する全国初の試みとなります。対象となるアプリは、累計100万ダウンロードを突破した「詐欺対策 by NTTタウンページ」と、同じく警察庁推奨の「詐欺バスター Lite」です。いずれも2026年3月に警察庁の推奨認定を受けた無料ツールで、不審な電話から住民を守ります。
3者は互いの強みを融合し、多角的な防犯活動を展開します。具体的には、アプリ普及イベントの企画・開催や県警オリジナルチラシの制作を実施します。さらに公式SNSやウェブサイトでの相互発信、啓発動画の制作を通じ、地域全体の防犯意識向上と被害防止を目指します。
見解として、競合となり得るアプリ提供2社が警察と連携する全国初の取り組みは、非常に画期的な防犯DXです。デジタル技術と行政の発信力を融合させたこのモデルは、今後の地域防犯の標準となるはずです。
詳しくは「NTTタウンページ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部






















