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【イノベーションを数値化せよ】VCが明かす「投資される事業」の基準と、終活DX『SouSou』が成功した巻き込みのリアル

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日本オムニチャネル協会とDXマガジンが共催する「イノベーションアカデミー」は、業界の枠を越えて新たな価値創出を学ぶ場です。第3回となる今回は、「イノベーションを数値化する」をテーマに、投資家目線での事業評価基準と、注目のスタートアップによる実践のリアルを紐解く二部構成で開催されました。

投資家目線で解き明かす「イノベーションの数値化」

前半は、New Commerce Ventures代表取締役の大久保洸平氏が登壇しました。大久保氏は、年間数百社のスタートアップと向き合うVCの視点から、投資判断における評価軸を提示しました。事業を「登山」に例え、目指す山の高さ(市場規模)や登るタイミング、登山チーム、そして登山口となるPMF(プロダクトマーケットフィット)の重要性を解説しました。

特に市場規模については、統計データによるトップダウンではなく、単価と社数を掛け合わせた「ボトムアップ」で解像度高く捉えることの重要性を強調しました。また、事業失敗の根本原因の多くは「そもそもニーズがなかったこと」にあると指摘。単なるアイデアや熱意にとどまらず、解約率や収益性といったファクトと数字に落とし込むことが、投資家や社内を説得する強力な武器になると説きました。

終活DX「SouSou」に学ぶ、巻き込みと資金調達のリアル

後半は、「DXイノベーション大賞」を受賞した株式会社そうそう代表取締役の日下上総氏が登壇しました。日下氏は、自身の原体験から立ち上げた終活DXアプリ「SouSou」の歩みを、前半の評価項目に沿って赤裸々に語りました。

高齢化やデジタル遺産の増加という「不可逆な社会変化」を捉え、マイナンバーカードの失効検知をフックに、死後のパスワード管理や保険金の請求漏れを防ぐ仕組みを構築。資金調達においては、単なるマネーではなく業界知見やリソースを持つ葬儀関連CVCなどと提携し、さらに自治体や保険代理店を巻き込む「B2B2C」の事業モデルへと昇華させてきた実践のプロセスが明かされました。

質疑応答と今後のご案内

質疑応答では、単身者の終活課題へのアプローチや大企業との交渉におけるリアルな体験談など、熱のこもった議論が交わされました。講演後は参加者限定の懇親会も開かれ、活発なネットワーキングが行われました。

なお、日本オムニチャネル協会では、今年度の「DXイノベーション大賞」のエントリーを受付中です。次世代のビジネスを切り拓く皆様の挑戦と、次回アカデミーへのご参加をお待ちしております。

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