8月は、GoogleがAIの実用性とアクセス性を一段と高める発表を相次いで行いました。Gemini 3.7 Flashの提供開始により、コーディングやエージェント開発のコスト効率が向上し、前世代の3.6 Flash比でトークン単価を半減しました。加えて、音声からの理解精度を高めたGemini 3.5 Transcribeを公開し、ノイズや専門用語を含む現場でもリアルタイムに文脈を保った文字起こしを可能にしました。Gemini LiveにはPersonal IntelligenceやDaily Briefなどの新機能が加わり、会話を超えたタスク処理の自動化を支援します。さらに、Geminiアプリは月間ユーザー数10億人を突破し、音声での直接対話が63%に達するなど、利用動向も明らかにされました。
ハードウェアでは、Made by Google 2026でPixel 11、Pixel 11 Pro、Pixel 11 Pro XL、Pixel 11 Pro Foldを発表しました。新シリーズはカメラと耐久性を強化し、最新のGemini Nanoを搭載するTensor G6を採用しています。Geminiに最適化された設計により、日常の時間短縮を支援する個別サポートが利用できます。学習分野では、対象の大学生にGoogle AIプランの1年間無料を提供し、学生ハブや教師主導のツール、SAT対策など学習機能をSearchにも拡充しました。Lensとノート機能の連携で、複雑な概念の可視化や練習クイズ作成、手順学習の支援ができるようになっています。
クリエイティブと科学の領域では、動画生成の制御性を高めたGemini Omni 1.1 Flashを公開し、シーン拡張や端点補間、4Kアップスケーリング、迅速なプロトタイピングを実現しました。Gemmaは合計10億回超のダウンロードに到達し、電話やエッジから宇宙や水中などの遠隔環境でのオフライン活用が進んでいます。気候分野では、飛行経路最適化で気候影響の軽減をめざすオペレーション・ブルースカイズを英国政府や業界と北大西洋全域へ拡大中です。さらにWeatherNext 2は、サイクロンの進路や強度、風構造の予測で高精度を示し、研究コミュニティにオープンソース化されました。
詳しくは「Google」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















