大雨が襲う現地へ人間が立ち入らずに被害を即座に突き止める手段はあるのでしょうか。石川県とKDDIが挑んだのは、無人機による驚きの緊急調査でした。二次災害を防ぐ最先端技術の全貌に迫ります。
常設ポートから遠隔発進!二次災害リスクを排するリアルタイム調査
2026年8月27日からの大雨に見舞われた石川県志賀町にて、迅速な災害対応が行われました。石川県と志賀町からの緊急要請を受けたKDDI、KDDIスマートドローン、石川県の3者は、災害時特例制度を活用した緊急調査を実施しました。これは2024年10月に締結された包括連携協定に基づき、県内12ヶ所に配置された常設ドローンポートを活用した先駆的な試みです。
調査は8月27日から30日までの4日間にわたり、計12回の飛行が行われました。志賀町役場などの基地から遠隔で飛び立ったドローンは、可視光カメラとサーマルカメラを搭載しています。ため池5カ所や菱根川・前川の増水・決壊リスク、道路の陥没、水没車両の有無を上空から安全に確認しました。特に水没車両については、車内に救助が必要な人物がいないことを即座に突き止めました。
取得された映像や高解像度データは、石川県庁や志賀町役場へリアルタイムで共有されました。作業員の危険な現場立ち入りを最小限に抑え、二次災害の防止や復旧計画の策定に大きく役立っています。3者は今後も関係機関と手を携え、上空からの状況把握による地域の安全確保を推進していきます。
見解として、本取り組みは平時のインフラ整備が災害時の迅速なDX対応へ結実した優れたモデルです。常設ポートからの遠隔運用は、自治体の防災体制を劇的に進化させ、今後の地域防災における標準となるでしょう。
詳しくは「KDDI株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















