株式会社スカイシーカーは、令和8年度の多摩イノベーションエコシステム促進事業「リーディングプロジェクト」テーマ「安心・安全」に選定され、東京都あきる野市 環境農林部と連携して、鳥獣被害対策優先度診断サービス「里カルテ」の有用性を検証します。対象はイノシシによる農業被害で、被害リスクの可視化から対策の実施、効果検証までを一貫して行います。令和8年8月中に実証地域でドローンによる現地調査を予定し、被害情報や地形、土地利用などの地域情報と組み合わせて分析し、優先的に対策すべきエリアの選定につなげます。続いて診断結果に基づく対策を実施し、センサーカメラの設置や地域関係者へのヒアリングを通じて対策前後の変化を検証します。主な検証内容は、現地の被害を踏まえた診断モデルの改良、ドローン等を活用した現地データの取得、被害リスクと対策優先度の可視化、優先的に対策すべき地区の選定、診断結果に基づく対策の実施、効果検証です。
多摩地域は都市部と森林・農地が近接し、イノシシやクマによる農業被害や生活環境被害への対応が課題で、自治体では被害情報や目撃情報と地形や土地利用などの環境情報が個別に管理され、統合的な可視化と優先対策につなげる仕組みが不足している現状があります。あきる野市でも農地周辺のイノシシ被害への対応が地域の安心と農業継続、生活環境の維持に関わる課題となっており、「里カルテ」は地域データを統合して被害リスクと対策の優先順位を地図上に示し、限られた人員や予算の有効活用につなげることを目指します。診断結果は対策箇所の選定だけでなく、住民への説明や関係者の合意形成、事業計画の検討にも活用を想定し、令和9年度以降は実証成果をもとにサービスを改良し、多摩地域をはじめ全国の自治体への展開を目指すとしています。
詳しくは「株式会社スカイシーカー」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















