株式会社ニーズウェルは、医療機関向けAIソリューション「AI医師スケジューリング」について、大学病院を中心に問い合わせや導入相談が拡大していると発表しました。医師の勤務シフトは希望や配置条件、診療科の必要人数、当直や休暇、勤務間隔など多様な制約が絡み、担当者の負担が大きい業務です。本ソリューションは大学と病院、株式会社ニーズウェルが連携して開発し、複雑な条件調整をAIが支援することで、作業時間の短縮と効率化を図ります。急な勤務変更や追加にも柔軟に対応しやすい運用をめざし、シフト案の作成や見直しに要する時間を抑えることで診療や管理業務に充てる時間の確保が期待されています。働き方改革や安定的な診療体制の確保を背景に、医療現場でのAI活用ニーズが一層高まっています。
大学病院を中心に案件が前進 実証実験で運用適合性を検証
現在、導入に向けた初期検討から商談、実証実験の開始準備まで計8件の案件が進行しています。各医療機関へのヒアリングやデモンストレーション、実証実験を通じて、具体的な活用方法と導入条件の検討が進んでいます。実証実験では、勤務条件や運用ルール、重視項目を事前に確認し、反映した検証環境で操作性や使いやすさ、生成シフト案の妥当性、既存業務への適合性を確認します。案件ごとの課題や導入条件に丁寧に対応し、提案と支援体制を整備することで受注の確度を高める方針です。導入検討が進む案件を着実に本格導入へつなげ、ソリューションビジネスの売上拡大をめざすとしています。問い合わせや相談は継続的に増加しており、検討範囲の拡大が見込まれます。
今後の展開 シフト最適化の知見を横展開しAIラインアップを拡充
株式会社ニーズウェルは、医療現場のニーズに寄り添い、対話と検証を重ねて「AI医師スケジューリング」を実務で使いやすい業務特化AIとして確立する方針です。医師のシフト作成で得た知見を活用し、看護師や技師など医師以外の医療従事者のシフト作成支援への横展開も検討しています。あわせて、AIを活用したサービスやソリューションのラインアップを拡充し、対象業務と提供領域の拡大を図る計画です。これにより、医療機関の業務効率化や働き方の改善、DX推進を支援し、医療サービスの質向上と持続的な診療体制の確立に貢献することを目指します。実証で得た意見や運用上の知見は機能改善やサービス品質の向上に反映される予定です。
詳しくは「株式会社ニーズウェル」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















