荷物を抱えながら、スマートフォンで配達先を確認する。そんな配達員の作業を変えるため、Amazonが開発しているのが、必要な情報を目の前に表示する「スマートデリバリーグラス」です。
視界にルートや配達先を表示、誤配達やペットの注意も通知
Amazonは、配達員向けのスマートグラスの導入を拡大する計画を明らかにしました。メガネ型の端末にAIやカメラを搭載し、荷物の確認から配達先の玄関までの徒歩ルート案内、配達完了の記録などを支援します。配達員はスマートフォンを見る回数を減らし、荷物を持ったまま作業を進められます。
グラスは、配達車両を安全な場所に駐車すると自動的に起動し、必要な荷物の情報を視界に表示します。車両から配達先までの道順に加え、荷物を別の住所の玄関先に置いた場合の通知や、配達先にペットがいる可能性を知らせる機能も備えています。
Amazonによると、500人以上の配達員が過去18カ月にわたり実際の配達ルートで試用し、27万5,000件以上の配達を完了しました。同社は2026年中にさらに5,000台を現場へ配備し、2027年末までに2万台以上へ拡大する計画です。利用するかどうかは、配送パートナー企業と配達員が選べます。
見解として、今回のスマートグラスは、AIを配達員の代わりに働かせるのではなく、必要な情報を作業中の視界に届ける技術です。今後は、配達の効率だけでなく、実際の現場での使いやすさや安全性がどのように評価されるかも注目されます。
詳しくは「Amazon」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















