片耳15g。真鍮の筐体に、月面をモチーフにした彫刻の純銅フェイスプレートを載せた有線イヤホンが、10月23日に発売される。通勤の電車で耳に収める一台に、ここまで素材をかける意味はどこにあるのか。まずは中身を順に見ていこう。
52,800円と59,800円、ケーブル違いの2モデルが10月23日に発売
Agasoundの日本正規代理店である伊藤屋国際は、フラッグシップ有線イヤホン「AGA Z ローズゴールド」を2026年10月23日(金)に発売する。
価格は、標準ケーブル版が52,800円、アップグレードケーブル版が59,800円(ともに税込)。差は7,000円で、違いはケーブルの素材と金具にある。
Agasoundは2013年に中国・広東省で設立されたブランドだ。保証期間は購入日から1年間となっている。
真鍮の筐体、純銅の面板、φ10mmドライバー。AGA Zの中身
ハウジングの素材は真鍮で、フェイスプレートは純銅だ。
面板には月面をモチーフにしたテクスチャーを彫刻し、鏡面仕上げのローズゴールドのフレームで囲んでいる。シェルは職人による手作業のブラッシュ加工だ。
ドライバーはφ10mmのシングルダイナミックで、デュアル磁気回路と純銅製の音響チャンバーを組み合わせた。振動板はPEEK複合の新型合金粉末エラストマー、ボイスコイルは極細で超高張力のCCAWボイスコイルを使う。
再生周波数帯域は10〜20,000Hz、インピーダンスは19Ω、感度は128dB。音作りは、自社の音響研究所「XYLAB」で開発したとされている。
アジア人の外耳道データから作った形と、4.4mmの2Pinケーブル
ハウジングの形状とノズルの傾斜角は、アジア人の外耳道スキャンデータに基づいて最適化された。異物感や耳内の圧力上昇を抑えることをうたっている。
重さは片耳15g。ケーブルは2Pin(CIEM)-4.4mmで、長さは約1.2mだ。標準ケーブル版は高純度単結晶銅の主線、アップグレードケーブル版は古河PCUHD混編の単結晶銅主線を使う。
ケースから取り出し、6タイプ付属するイヤーチップから合うものを選んで、4.4mmのプラグを機器に差し込む。聴き始めるまでの手順にも、素材の話が続いている。
真鍮の15gが耳の中でどう感じられるのか、ちょっと気にならないか。






















