世界的にサイバー攻撃が増加しています。チェック・ポイント・リサーチ(CPR)によると、2026年9月の世界のサイバー攻撃は1組織あたり週平均2,803件で、前年比48%増となりました。日本は週平均2,319件で前年比107%増と、攻撃件数が2倍以上に増加しています。また、フィッシングやランサムウェアに加え、生成AIの業務利用に伴う機密情報の漏えいリスクも顕在化しています。
教育・研究分野への攻撃が最多、欧州でも急増
業種別では教育・研究が週平均6,656件で最多となり、通信が3,483件、政府・行政が3,443件と続きました。地域別ではラテンアメリカが3,813件で最多となり、前年比の伸び率はヨーロッパが61%、北米が50%でした。
生成AI経由の情報漏えいリスクが拡大
企業の生成AI利用では、機密データ漏えいリスクの高いプロンプトが39件に1件の割合で検出され、日常的に生成AIを利用する組織の89%でリスクが確認されました。機密情報を含む可能性のあるプロンプトは全体の14%に上り、ネットワーク、財務、人事、個人情報など幅広い情報が対象となっています。利用状況の把握や明確な情報管理ルール、監査可能なログ管理が求められます。
フィッシングとランサムウェアも増加
メール経由のフィッシング率は1.1%と、前月の0.89%から上昇しました。フィッシングメールの81%には悪意あるリンクが含まれていました。また、ランサムウェア攻撃は824件で前年比53%増となり、業種別ではビジネスサービスが31.3%を占めました。
CPRは、ネットワーク、クラウド、エンドポイント、メール、AI利用を横断する可視性と制御、自動化を組み合わせた防止優先の対策を推奨しています。サイバー攻撃と生成AI経由の情報漏えいの双方に備え、組織全体で一貫したセキュリティ対策を進めることが重要です。
詳しくは「チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















