SMBCグループは、2026年9月末時点で個人の外貨預金残高が合計3兆円に達したと発表しました。円安の進行や物価上昇を背景に、資産防衛や海外での決済を目的とした需要が高まっています。三井住友銀行と株式会社SMBC信託銀行は連携し、金利や手数料、積立機能の改善を段階的に進めてきました。主な取り組みとして、2023年9月には個人向け外貨定期預金の標準金利を引き上げ、2025年11月には外貨預入時の為替手数料を無料化、2026年1月には外貨クレカ積立を導入しています。個人外貨預金残高の国内シェアは35%超とされ、日本銀行の統計と照合した内容も示されています。こうした数値の根拠が明確にされていることは、利用者にとって判断材料となります。
SMBC信託銀行の外貨サービス拡充と5年連続No.1の実績
株式会社SMBC信託銀行は、1.6兆円を超える外貨預金残高を有し、2026年3月末時点の調査では、個人外貨預金残高において5年連続で邦銀No.1としています。取り扱い通貨は全17通貨で、インターネットバンキングにおける為替手数料を無料とするプログラムも提供しています。毎月の自動積立によって購入時期を分散できる外貨積立サービスのほか、指定した為替レートで自動執行するオーダーウォッチ、外貨定期預金や外貨建て投資信託など、多様な選択肢を用意しています。また、Visaデビット付きキャッシュカード「GLOBAL PASS」を利用すれば、預け入れた外貨を海外での買い物やEC、ATMでの引き出しに外貨のまま使用できます。GLOBAL PASSの海外ショッピング決済額は累計1,000億円を突破しており、利用場面の広がりがうかがえます。国内外からの外貨送金の受け取りにも対応しており、海外からの高額送金にはキャッシュプレゼントプログラムを設けています。外貨を資産運用や決済の手段として位置づけ、関連サービスを一体的に改善してきたことが、3兆円の達成につながったと考えられます。個人資産に占める外貨預金の規模は、日本銀行の資金循環統計を参照しながら、SMBCグループの残高推移から把握できます。為替手数料無料プログラムや24時間のリアルタイム取引機能は、取引コストや機会損失の低減に役立ちます。積立やオーダーウォッチといった自動化機能は、購入時期の分散や目標とする為替レートでの執行に有効です。GLOBAL PASSによる外貨のままの決済も、海外利用時の両替の手間を抑える方法となります。ただし、外貨預金には元本割れのリスクがあるため、サービス条件やリスクに関する説明を確認し、目的に応じた通貨や商品を選択することが重要です。
詳しくは「株式会社SMBC信託銀行」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部




















