PM(プロジェクトマネージャー)・企画職専門の転職支援サービス「ネコノテキャリア」を運営する株式会社スナネコが、取り扱うPM関連求人約1万件を集計した結果を公表しました。求人をSIer、コンサル、事業企画・BizDev、社内DX・情シス、プロダクトマネージャーに分類し、必須と歓迎に記された経験やスキルを照合しています。プロダクトマネージャーでは開発や実装の経験を求める求人が53.4%と最も高く、プロジェクトマネジメントの34.4%を上回りました。必須要件でも開発や実装が26.9%、プロジェクトマネジメントは23.7%でした。SIer分類は開発や実装の経験が64.2%でもっとも多く、PMOの経験要件は8.8%にとどまりました。社内DX・情シスは開発や実装47.7%とインフラ41.6%が中心で、プロジェクトマネジメントは23.2%でした。
求人データが示すPMの要件シフト
株式会社スナネコは、面談時に主観に依存しない会話を可能にする目的で、求人票を100項目のキーワード辞書で照合し市場別に集計しています。プロダクトマネージャー市場ではPdM経験の必須が49.4%で、必須と歓迎の合計は79.8%でした。プロジェクト管理からの転身では、職種に近い経験の提示が問われる状況です。SIer分類にはPM以外の開発者やリーダー求人も含まれ、会議運営や進捗集計のみの経験では応募先が狭まりやすい実態が見えます。社内DX・情シスは職名の印象と異なり、技術領域の経験が重視される点に注意が必要です。なお、合計値は必須と歓迎の単純和であり、同一求人が重複計上される可能性があることが示されています。市場全体の構成比ではなく、求人票に表れた需要の傾向として取り扱う前提が明記されています。
実務への示唆
実務では、応募する市場に合わせて経験の棚卸しを行い、求人票に沿った要件の書き方に調整することが有効です。プロダクトマネージャーを志向する場合は、開発やデータを扱った実務経験やPdMに近い業務成果を具体的に記載する準備が求められます。SIerでは開発工程や技術理解と管理能力の両立を明確に示すと効果的です。社内DX・情シスではインフラや実装に関する実績を中心に据え、名称の印象とのギャップを埋める記述が役立ちます。
詳しくは「株式会社スナネコ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















