KDDI株式会社をはじめとする9者は、2026年11月2日から長野県塩尻市で、自動運転車両の遠隔監視映像を安定的に伝送する技術実証を実施します。国内で初めてL4S技術を自動運転向けに活用し、ネットワークスライシングと組み合わせて通信混雑時の映像遅延や乱れの抑制効果を検証します。エリクソンのネットワーク設備に導入したL4S機能により、混雑の予兆と解消を即座に検知し、状況に応じて映像品質を動的に最適化します。スライシングにより遠隔監視の通信を一般利用と論理分離し、必要な通信品質を確保します。塩尻市は自動運転の実用化に向けた取り組みを継続しており、今回の実証は総務省の地域社会DX推進パッケージ事業の一環として実施されます。検証結果を踏まえ、他地域にも導入しやすい自動運転向け通信モデルの確立を目指します。
検証は映像品質の安定性、一般利用者との共存性、遠隔監視者の負担軽減を項目に据えます。運行はティアフォー製自動運転EVバスを用い、塩尻駅と塩尻市役所を結ぶルートでレベル4、東回りルートでレベル2の運行を行います。一般運行は11月9日から11月13日、12月7日から12月18日の平日に実施され、各ルート1台で定員は10名です。予約は塩尻市振興公社の電話やLINEアカウントで受け付け、乗車希望日の7日前から可能です。9者は本実証の知見を生かし、1人の監視者が多数の車両を見守る1対N型遠隔監視に必要な通信環境と体制の構築を進めます。自動運転サービスの早期社会実装を推進し、安全で快適な持続可能な地域交通の実現を目指します。詳しくは「KDDI株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















