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青森県八戸市、商店街支援で最大20%還元クーポンを発行 PayPayと連携し地域経済を活性化へ

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青森県八戸市は、地域商店街の活性化を目的に、キャッシュレス決済アプリ「PayPay」と連携したキャンペーン「八戸市内商店街 キャッシュレスで最大20%戻ってくる!クーポン」を実施します。クーポンの利用期間は、2025年11月1日午前0時から12月31日午後11時59分まで。PayPayアプリで事前にクーポンを取得し、対象店舗で支払うと、最大20%のPayPayポイントが付与されます。

本キャンペーンは、八戸市が発行する地域限定のキャッシュレスクーポンで、PayPay株式会社が運営面で協力しています。コロナ禍以降、全国的にキャッシュレス決済を活用した地域振興策が増加する中、八戸市でも地元商店街の売上向上と消費喚起を狙いとして実施されます。

■ クーポンの利用方法

ユーザーは、PayPayアプリ内の「クーポン」ミニアプリから「八戸市内商店街 キャッシュレスで最大20%戻ってくる!クーポン」を事前に取得。取得後、対象店舗でPayPayによる支払いを行うと、最大20%分のPayPayポイントが自動的に還元されます。

対象店舗は、青森県八戸市内のPayPay加盟店のうち、八戸市とPayPayが指定する店舗となります。対象店舗にはキャンペーンポスターが掲示される予定で、地域住民や観光客にも分かりやすく告知される見込みです。

なお、同一店舗で複数のクーポンを取得している場合は、付与額が最も高いクーポン1枚のみが適用されます。


■ 付与上限とポイント付与時期

・1回あたりの付与上限:3,000ポイント
・期間あたりの付与上限:10,000ポイント

ポイントは支払日の翌日から起算して30日後に付与される予定です。PayPayポイントは、1ポイント=1円相当として支払い時に利用できます。キャンペーン期間は約2か月間にわたりますが、予算の上限に達した場合は早期終了となる可能性もあります。また、八戸市とPayPayの協議により、内容や実施期間が変更・中止となる場合もあるとしています。


今回の取り組みは、八戸市が進める地域経済のデジタル化推進策の一環でもあります。PayPayはこれまで全国400以上の自治体と連携し、地域振興キャンペーンやプレミアム付商品券事業などを実施してきました。八戸市もその流れを受け、地域商店街への集客促進とキャッシュレス利用の定着を目指します。市内の中小事業者にとっては、消費者の来店機会を増やすきっかけとなるほか、キャッシュレス導入による業務効率化や非接触決済の普及など、デジタル化の推進にもつながると期待されています。

八戸市の担当者は、「地域での購買活動を通じて、まちのにぎわいを取り戻すとともに、キャッシュレスを通じた新しい消費の形を定着させたい」とコメントしています。クーポンの詳細や対象店舗情報は、PayPayアプリおよび八戸市の特設ページで順次公開される予定です。年末の買い物シーズンに合わせて実施される今回のキャンペーンを通じ、市民の消費意欲の向上と地域経済の活性化が期待されます。

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