ルールを知っていても、忙しい業務中に気付けるかは別の問題です。AI実技測定は、AIへの入力やリンクの確認を業務に似た演習で測るサービスです。
端末導入は不要、自由記述は保存せず選んだ操作を残す
Yamanaka JAPANは2026年10月15日、業務演習サービス「AI実技測定」の提供を始めました。社員がURLから仕事に似た課題へ取り組み、AIを使う過程でどの操作を選ぶか記録します。知識を問う選択式テストとは異なり、業務の途中で情報をAIへ渡すか、出力結果を確認するかといった行動を測る設計です。受検者の端末にソフトを入れたり、社内システムと連携したりする必要はありません。
演習の例には、申込書に含まれた免許証の画像をAIへ渡す場面、取引先を名乗るメールのリンク、AIが集計した表の行の抜けなどがあります。リンク先のログイン画面は演習用で、入力内容はどこにも送信されません。どこに確認すべき点があったかは受検の最後に示し、問題があった場面を短く説明します。演習内容は定期的に入れ替えます。誰がどの場面で操作を止め、どこを通したかを部署ごとの記録として確認できます。
管理画面とCSVでは、受検率、場面ごとの結果、部署ごとの差を提供します。年2回実施し、前回との変化から研修やルールの効果を確かめる運用です。自由に入力した文章は保存せず、判定結果と選んだ操作を残し、事前に利用目的と報告先を知らせます。料金は対象人数に応じた税別の年額制で、1人あたり年2,500〜5,000円、50名なら25万円、100名なら40万円です。個人の順位付けより、次の研修とルールをどこに合わせるかを考えるための記録として位置付けています。
禁止事項を周知するだけでは見えにくい、作業中の迷いを確認する取り組みです。記録の目的や報告先を受検者へ説明し、結果を部署の研修改善に結び付ける運用が、サービスの価値を左右しそうです。
詳しくは「株式会社Yamanaka JAPAN」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















