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コラム

ただの眼鏡じゃない。「スマートグラス」主要ブランドの現在地と、今できること

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2026年、スマートグラスは「SFのガジェット」を完全に脱却し、日常を変える実用ツールへ進化しました。街中で違和感なく着けられるデザインが増えたことで、購入を検討する人が急増しています。しかし、「メーカーごとに何が違うのか」が分かりにくいのも事実。今、市場を牽引する主要ブランドと、その具体的な機能をスッキリ整理します。

市場を牽引する主要ブランドのキャラクター

現在、スマートグラス市場は大きく分けて「AI日常型」と「大画面シアター型」の2つのアプローチに分かれており、以下のブランドが市場をリードしています。

Meta(メタ):「日常使い・AIアシスタント」の王道

2026年5月、ついに日本国内でも正式発売がスタートした「Ray-Ban Meta」シリーズが市場を席巻しています。見た目は完全に「おしゃれな眼鏡・サングラス」でありながら、最先端のマルチモーダルAIを搭載しているのが最大の特徴です。

XREAL(エクスリアル):「大画面ディスプレイ」の専門家

「スマートグラス=目の前に大画面が広がるもの」というAR(拡張現実)体験において、圧倒的なシェアを誇ります。最新の「XREAL One Pro」や、2026年5月に発表された若者向け新ブランド「xbx」など、映像特化型のガジェットとして進化を続けています。

Apple(アップル):「空間コンピューティング」の最高峰

「Vision Pro」で培った技術をベースに、より軽量化したグラス型デバイスの開発とエコシステム連携を進めています。iPhoneやMacの画面をシームレスに目の前に拡張するアプローチを得意としています。

スマートグラスで「今、本当にできること」4大機能

「買ったら何に使えるの?」という疑問に対し、2026年現在、実用レベルに達している4つの主要機能をピックアップします。

① 目線そのままの「ハンズフリー撮影・配信」

グラスのフレームに内蔵された超小型カメラにより、自分が「見ている景色」をそのまま写真や動画(ファーストパーソン・ビュー)として記録できます。スマホを掲げる必要がないため、料理中や旅行先、ペットや子どもの目線を残すツールとして大活躍しています。

② 視界を翻訳・解説する「マルチモーダルAI」

「これを見て」とグラスに話しかけると、内蔵AIが今見ている外国語のメニューを翻訳してくれたり、目の前にある建物の詳細を耳元で教えてくれたりします。2026年のアップデートにより音声と視覚の連動が極めてスムーズになり、日常の「調べる」行動が激変しました。

③ どこでも映画館になる「ARディスプレイ」

主にXREALなどが得意とする機能です。グラスをかけるだけで、目の前に100インチ以上の仮想大画面が出現します。新幹線での移動中や寝転びながら、周囲に画面を見られることなく、大迫力で映画やPC作業を楽しめます。2026年モデルでは「空間ブレ補正」が進化し、乗り物酔いも大幅に軽減されています。

④ 耳を塞がない「高音質オーディオ&通話」

つる(テンプル)の部分に指向性スピーカーが内蔵されており、イヤホンを耳に入れなくても自分にだけクリアな音が聞こえます。周囲の音を遮断しないため、歩行時も安全で、「重いイヤホンからの解放」として定着しています。

技術が「透明」になる心地よさ

スマートグラスを使って実感するのは、「テクノロジーが体の一部になる」という感覚です。スマホのように「ポケットから取り出して画面を覗き込む」という動作が消え、ただ景色を見ているだけで必要な情報が耳や目に入ってくる。この「遮られない体験」こそが最大の価値です。

もちろん、カメラ付きグラスのプライバシー問題など、社会的に整理すべき課題はまだあります。しかし、スマートグラスはスマートウォッチがそうだったように、じわじわと、しかし確実に私たちの「新しい普通」になりつつあります。まずはオーディオ機能付きのシンプルなモデルから試してみるのも、2026年のガジェット体験として非常におすすめです。

レポート/DXマガジン編集部 茂木

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