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インタビュー

失敗を恐れずいつも笑顔でいることで成長する

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普段から業務に取り組まれ、それらをリードする推進者、また担当者の皆様に取材し、どのような志を意識し仕事に取り組まれているかをお伺いするインタビュー連載が始まります。 第1弾は一般社団法人日本オムニチャネル協会の事務局を務める小屋めぐみ氏にこれまでの経験談や仕事にかける思いを聞きました。(聞き手:株式会社デジタルシフトウェーブ 小松)

--現在の仕事を教えてください。
日本オムニチャネル協会の事務局を務めています。協会の窓口として、会員様のお問い合わせや入会手続きなど、協会の事務局としての業務をすべて把握し、運用しています。

--これまで仕事の中で苦労はありましたか。
人のマネジメントについてです。以前、私は主にファッション業界で働いており、数名のスタッフの店長から始まり、トレーニングマネージャーとして100名を超えるショップスタッフをまとめなければなりませんでした。店長になりたての頃は、売り上げを上げることだけを考え、ワンマンなマネジメントをしていました。しかし、押し付けるだけでは人は動いてくれないし、売り上げを上げる姿を見せても、なかなか人がついてきてはくれませんでした。その中で、リーダーとしてチームを引っ張るには、人として信頼されることが大切だと気づきました。その過程で、スタッフとの向き合い方において、たくさんの挫折を経験してきました。

--どのように苦労を乗り越えましたか。
店長という職務においては、各スタッフの気持ちに寄り添うように心掛けました。毎日の朝礼や個別のヒアリングを実施することで、スタッフが何を感じているのかを把握できる体制を整えました。それでも反発があったり、うまくいかないこともありましたが、そのような時でも決して怒らないように心がけていました。相手を尊重しつつ、怒るのではなく叱る。「なぜこれを言っているのか」と、手段ではなく目的を伝えることを意識しました。そして単なる店舗の店長の役割だけではマネジメントができないことに気づきました。年齢や性格がバラバラなスタッフなので、店長として良き先輩でありながら、時には母親や姉、先生など、さまざまな役割を果たしながらマネジメントをしなければならないことに気づきました。

マネージャーという職務においては、まずショップ内のリーダーである店長のやり方を尊重・理解し、店長のマネージメントがうまくいっていないときは、コーチングと指導を交互に繰り返すことで、店長の意識自体を変えていけるよう演出していきました。

--仕事をする上で意識していることは何ですか。
私の人生は失敗の繰り返しです。前進と後退をしながら、1歩ずつ進んたプラスを積み重ねることで成長できると考えています。後退したときには、かなり落ち込みますが、自分自身の課題として捉えるようにしています。そして何より大切なのは、「いつも笑顔を忘れないこと」です。たとえ自分がどんな精神状況であっても、常に笑顔で接することが社会人としてのマナーであるとも思っています。

写真:一般社団法人日本オムニチャネル協会事務局 小屋めぐみ氏

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