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EV電池に“第2の命”を!ヤマハ発動機が描くサーキュラー・モビリティの未来に注目

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ヤマハ発動機がREVortex(リボルテックス)との基本合意に基づき、職域向け二次リースと使用済み自動車電池の小型モビリティへのリパーパスで事業化検討を開始します。循環型経済の実現へ具体的な社会実装に踏み出しました。

職域回収を起点に、安定供給と用途転換を目指すスキーム

近年のEV普及に伴い、使用済み自動車用リチウムイオン電池の有効活用は喫緊の課題になっています。ヤマハ発動機株式会社は、この課題に対してREVortex株式会社(リボルテックス社)と基本合意を結び、職域向け二次リース事業と自動車用電池の小型モビリティへのリパーパス実証で協業することで、事業化検討に着手しました。両社はそれぞれの知見を持ち寄り、社会実装に向けた取り組みを本格化させます。

本協業は「職域向け二次リース」を起点に設計されています。具体的には、自動車の車体を最後まで有効活用するとともに、使用済み電池を計画的に回収する仕組みを構築します。これによりリパーパス電池の需給をコントロールし、安定的な供給と持続可能なビジネスモデルの確立を目指します。リボルテックス社は使用済み電池の分析・回収・再生で実績を有し、SOMPOホールディングスのグループ企業として循環型電池事業の活性化を掲げています。

将来的な適用分野としては、職域向けの二次リースを起点に、農業機械や建築現場向けの電動小型モビリティ、地域内の移動手段など多様な用途が想されています。ヤマハ発動機側は小型モビリティでの実績とノウハウを基盤に、リボルテックス側の回収・再生の知見と合わせて実証を進めます。なお、本実証事業のコンセプトモデルは、2025年10月14~17日に幕張メッセで開催されるCEATEC 2025のBASCブースで展示予定です。

詳しくは「ヤマハ発動機株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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