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AI処理がM1比5.6倍!新型iPad Proの「M5」が現場にもたらす生産性

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Appleが発表したM5搭載の新型iPad Proは、オンデバイスAIを中心に現場の業務を変える性能を備えます。最大5.6倍のAI高速化やWi‑Fi 7対応など、外出先・現場での生産性を一段と引き上げる要素が多数盛り込まれています。

現場で効くAI性能と接続性

Appleの新型iPad Proは、次世代のAppleシリコン「M5」を搭載し、現場の働き方に直結する性能強化を図っています。M5は10コアGPUの各コアにニューラルアクセラレータを備え、16コアのNeural Engineと合わせて、M4比で最大3.5倍、M1比で最大5.6倍というAI処理の劇的な高速化を実現します。これにより、画像生成やAIビデオマスキング、デバイス上での高度な推論処理がより実用的になります。

業務アプリの具体例でも差が出ます。Draw Thingsでの画像生成やDaVinci ResolveでのAIマスキング、Final Cut Proのビデオトランスコードなどで大幅な高速化が報告され、現場での編集や資料作成の短縮につながります。さらに第3世代レイトレーシングエンジンにより、3Dレンダリングやグラフィックス処理も前世代から大幅に改善し、複雑なビジュアル作業にも対応しやすくなっています。

接続面でも改良が進み、Apple設計のワイヤレスネットワークチップによりWi‑Fi 7をサポートするほか、セルラーモではC1Xモデムを搭載し前モデル比で最大50%高速なセルラーデータ性能と最大30%のエネルギー効率改善を実現します。これにより、出先でのクラウド連携や大容量データ送受信、リアルタイムの共同作業が一段とスムーズになります。

メモリとストレージも強化されており、ユニファイドメモリ帯域幅は150GB/s超へと向上、ストレージの読み書きも最大2倍の高速化を果たしています。これらはマルチタスクや大規模データ処理、AIモデルのオンデバイス運用で体感的な差となって現れるでしょう。また、iPadOS 26の新しいウィンドウシステムと連携することで、現場での作業フロー自体が整理され、生産性の底上げに繋がります。

詳しくは 「Apple」 の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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