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毛穴の奥まで届く?花王が“角栓崩壊×吸着”新技術を発表

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花王株式会社は、毛穴の奥にある角栓まで除去する新たな洗浄技術を開発したと発表しました。従来のトロメタミンによる独自の角栓崩壊洗浄技術に、平均粒径が数十マイクロメートルの親水性ミクロパウダーを組み合わせた点が特徴です。角栓は皮脂成分の固体脂と剥離角層が年輪のように重なった強固な構造で、通常の洗顔では除去が難しい課題がありました。花王株式会社は2017年に、トロメタミンで角栓をほぐし自発的に崩壊させる技術を確立しています。新技術は、ほぐれた角栓をミクロパウダーに吸着させて分散させ、毛穴外へ排出しやすくする仕組みを加えたものです。

メカニズムは、トロメタミンが角栓に接触すると剥離角層がゆるみ、固体脂が柔らかくなり、角栓がほぐれた状態になる点にあります。そこへ親水性ミクロパウダーを同時配合すると、ほぐれた角栓が粉体に吸着し、分散しやすくなることを確認しました。これにより、トロメタミンの作用が毛穴の奥深くの角栓まで届き、除去につながると考えられるとしています。評価試験では、洗顔後に毛穴部分が深くなる様子が観察され、毛穴の奥に詰まっていた角栓が取り除かれたことを示唆しました。結果として、日常の洗顔で毛穴の黒ずみ汚れが目立ちにくくなる可能性が示されています。

角栓の強固な層状構造に対し、化学的なほぐしと物理的な吸着・分散を組み合わせる本技術は、毛穴ケアを工程全体で最適化する狙いがあります。従来は表層中心の汚れ落としにとどまりがちでしたが、毛穴の奥部に働きかけることで、角栓除去の再現性と効率の向上が期待されます。引き続き、日常使用での有用性や適用条件の知見が蓄積されることが見込まれます。

詳しくは「花王株式会社」の公式ページまで。

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