楽天証券株式会社は、2026年3月10日に株式会社みずほ銀行を所属銀行とする銀行代理業を開始し、同日からみずほ銀行の円貨普通預金口座の契約締結の媒介業務を始めます。これにより、楽天証券の利用者はみずほ銀行の口座開設前に手数料や金利などのサービス内容を確認でき、円貨普通預金に関する情報取得から口座開設までを円滑に進められるようになります。楽天証券は、既に連携する楽天銀行に加えてみずほ銀行の取扱いを開始することで、多様な銀行取引ニーズに応え、利便性の一段の向上を図ります。対象はみずほ銀行の円貨普通預金で、開始日は2026年3月10日です。媒介の導線統合により、比較検討と手続きの効率化が期待されます。
資本業務提携を土台にした連携深化 らくらく入出金と外貨ダイレクトを拡充軸に
みずほ銀行と楽天証券は、2022年10月に楽天証券ホールディングス株式会社とみずほ証券株式会社が戦略的資本業務提携を締結して以降、オンラインとリアルの強みを生かした協働を進めてきました。両社は、証券口座と銀行口座間のシームレスな資金移動を実現する「らくらく入出金」を展開しています。さらに、入出金手数料無料で最短当日中の米ドル入出金を可能にする「外貨ダイレクト」により、外貨の迅速な資金移動を支援してきました。これらの取り組みは個人の資産形成や運用の利便性向上に資するものです。今回の銀行代理業開始は、こうした既存の連携成果を踏まえ、お客様接点の拡充を図る新たなステップとなります。媒介対象の拡張で、オンライン上の一体的な体験が強化されます。
Workplace Business領域での協働 教育と福利厚生で接点を広げる
両社は企業の人的資本経営と従業員のFinancial Well-Beingを支援するWorkplace Business領域でも協働しています。金融経済教育プログラム「MONEY NAVIGATOR」を通じたリテラシー向上の支援に加え、福利厚生制度として導入可能な「職場つみたてNISA」を提供し、職場における長期の資産形成を後押ししています。教育と福利厚生を通じた接点は、日常の資産形成ニーズの高まりに対応するもので、証券と銀行サービスの連携を実務現場に近い形で下支えします。今回の銀行代理業の開始は、個人向けと法人向けの双方で広がる連携を補完し、窓口の一元化や情報提供の整流化に寄与します。結果として、資産運用の導線がより分かりやすくなります。
事前情報の可視化と手続きの円滑化 ハイブリッド型の総合支援へ
本取り組みにより、みずほ銀行の手数料や金利といった重要情報を口座開設前に確認できるため、楽天証券の利用者は同一の接点で情報収集から申し込みまでを完結しやすくなります。複数行の選択肢を提示できる体制は、利便性と選好の多様性に応えるものです。個人の資産形成ニーズが高まるなか、金融機関には利便性と専門性を兼ね備えたサービスが求められており、両社は顧客基盤のさらなる拡大とともに、あらゆる個人のニーズにこたえる本格的なハイブリッド型の総合コンサルティングサービスの実現を目指すとしています。今回の銀行代理業開始は、その具体的な一歩であり、資産運用と資産形成サービスの向上に向けた連携を一層強化していく方針が示されています。開始日以降の運用状況にも注目が集まります。
詳しくは「みずほ銀行」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 權






















