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Looop、電気代を自動で最大2,000円抑制。中東情勢緊迫を受け、独自支援策を3月から適用

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イラン・中東情勢の緊迫化で燃料費や電力市場価格の上昇が懸念される中、Looopは3月13日、価格変動リスクの緩和を目的とした「3つの自動割引」を公表しました。2022年の電力危機の教訓を踏まえ、資本増強などで経営基盤を整えたうえで、Looopでんきの市場連動型プラン利用者に早期の支援を行う方針です。施策は2026年3月使用分から適用される割引と、本日から配布されるクーポンを組み合わせる構成です。情報提供の強化を通じ、生活者が納得してエネルギーを選択できる社会の実現を掲げています。発表は業界に先駆けた取り組みとし、根拠は自社調べとしています。以下、各施策の内容と想定効果をまとめます。

背景 市場の不透明感とLooopの準備

2022年の電力危機では、想定外の価格高騰により多くの新電力が廃業や新規受付停止に追い込まれ、市場が混乱しました。Looopはその後、経営基盤の健全化に取り組み、来月でLooopでんき開始10周年を迎えます。2026年3月時点では、イラン・中東情勢に伴う燃料価格の急騰や4月以降の電気代上昇予想など、先行きが見通しにくい状況です。Looopでんきは電力市場価格に連動した料金プランを提供しており、市場の長期的な上振れが懸念されます。同社は市場価格をそのまま転嫁するのではなく、サービス開発とノウハウの蓄積を進めてきたとしています。今回の3施策は、その取り組みを具体化したものです。

施策1 おまかせ割を継続 ピーク1時間分と契約年数で自動割引

「おまかせ割」は2026年3月使用分より適用されます。毎月の電気使用量がピークとなる1時間分の料金を自動で割り引き、さらに契約期間に応じた割引も加算します。申し込み不要で適用されるため、急な使用増が発生しても一定の抑制効果が期待できます。ピーク時間帯は実績に基づき特定されるため、生活スタイルの変更が難しい世帯にも機能します。長期契約者への優遇を通じ、継続利用のメリットが明確になります。詳細条件は個別の案内で確認となります。

施策2 緊急おたすけ割 3月使用分に最大1.5円/kWhを自動適用

「緊急おたすけ割」は2026年3月使用分に対して適用され、実際の還元は2026年6月1日以降です。政府の激変緩和措置の継続が不透明な状況で、使用量に応じて1kWhあたり最大1.5円を自動割引します。1年以上の契約者は、平均月間使用量200kWh以下は0.5円、201kWh以上400kWh以下は1.0円、401kWh以上は1.5円の割引です。1年未満の契約者は一律100円の割引が適用されます。対象月と還元時期が明確で、家計見通しを立てやすい設計です。詳細は別途の案内を参照する必要があります。

施策3 おまもりチケット追加版150枚 本日から配布し高騰時を自動で抑制

電気料金単価が一定水準を超えた時間帯に自動で単価を引き下げる「おまもりチケット」を拡充します。通常版5枚は有効期間1年で2026年4月1日提供予定です。加えて、本日から2026年4月末まで使える「おまもりチケット追加版」150枚を配布します。基準単価が60円/kWhを超えると発動し、60円以上80円以下は40円/kWhまで、81円以上は基準価格から一律40円/kWhを引き下げます。公式アプリを通じた配布で、発動や管理の手間を抑えます。高騰時の突発的な負担を直ちに軽減する仕組みです。

想定効果と今後の取り扱い 固定単価との違いも整理

3施策の組み合わせにより、マンションに住む4人家族の標準的な世帯では、総額2,000円程度の抑制効果が見込まれます。内訳はおまかせ割で約1,100円、緊急おたすけ割とおまもりチケットで約900円です。前提は月間平均使用量430kWh、追加版チケットの平均押し下げ単価35.36円、発動回数23回で発動率15%、契約年数5年以上とされています。固定単価プランは燃料費や市場価格の影響が数ヶ月遅れて請求に反映されるのが一般的で、上限撤廃のプランもあります。Looopの「スマートタイムONE」は市場価格を即時反映し、後からの燃料費調整額は発生しません。政府の激変緩和措置が追加実施される場合は、Looopのサービスにも適用され、決定後に案内されます。

再エネとアプリ活用 安い時間の可視化で負担を和らげる

輸入燃料が高騰する局面では、日中の再生可能エネルギーの発電が多い時間帯に電力市場価格が0.01円/kWh近くまで下がることがあります。Looopは市場連動型プラン移行後すぐに公式モバイルアプリを提供し、安い時間を可視化して知らせます。自動割引とピークシフトの工夫を合わせることで、家計負担の軽減が期待できます。アプリの参考画面も示され、使い方のイメージを持ちやすくしています。価格の見える化と自動支援を一体で運用する狙いが明確です。引き続き、各施策の適用条件や期間を確認のうえ活用することが重要です。

詳しくは「Looop」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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