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47秒の作業が10秒に!日立、自ら学習する最新ロボット技術を東京で公開へ

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日立製作所は23日、ロボットや機械をAIで動かす「フィジカルAI」を体験できる施設「フィジカルAI体験スタジオ」を、JR東京駅近くのオフィスビルに4月開業すると発表しました。取引先からの問い合わせや導入相談の増加を受け、日立の技術を中心に実演を交えた説明で理解促進と協業につなげます。日立以外の技術も含めてフィジカルAIの全体像を説明し、顧客企業の課題解決をその場で協議する場として機能させる方針です。体験を通じて導入前の疑問や効果検証のハードルを下げ、現場適用のイメージを具体化します。場所はJR東京駅近くのオフィスビルで、アクセス性も配慮された設置です。開業後は、実演と対話を繰り返す運営で検討から実装までの移行を支援します。

自律学習ロボやセンサーグローブを展示 現場実績に基づくデモを提供

スタジオには、自律学習ロボットや熟練作業者の手の動きを取得するセンサーグローブなどを展示します。来場者は、ロボットが部品を抜き出す作業の実演を見たり、写真を撮影するだけで設備の不備などを判別するAI技術を体感できます。展示は主に日立が自社工場や現場で導入し成果のあった技術が中心で、現場実績に裏打ちされたデモンストレーションとなります。スタジオ開設を主導した吉田順本部長は、肌感覚を持って説明できることが日立の強みだとし、「お客様が次のステージに進むお手伝いをしたい」と述べました。実演は要件定義や検証設計の出発点となり、導入に向けた合意形成を前進させる効果が期待されます。現物確認を通じて、運用フローや安全面の検討を具体化しやすくなります。

継続学習で動作最適化 47秒の作業を10秒へ短縮する例も

発表に合わせ、日立は自ら動作を最適化するフィジカルAI技術も公開しました。人の動きの模倣学習に加え、現場で得られる動作データや作業ノウハウを継続して学習し、作業の速度や正確性を高める仕組みです。具体例として、業務用エアコンのケーブル敷設作業は従来47秒かかっていたところ、3回の継続学習により10秒まで短縮できるとしています。この技術は今後、フィジカルAI体験スタジオでの展示も検討されています。実運用を通じた改善の蓄積は、ばらつき低減や品質の安定化にもつながります。体験の場で成果を確認できることは、投資判断やスケール展開の検討を後押しします。継続学習のサイクルやデータ取得の要件を、実演を踏まえて検討できることが利点です。

詳しくは「日立製作所」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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