日本のFitbit Premiumユーザーを対象に、AIを活用した「パーソナル ヘルス コーチ」のプレビュー版が順次提供開始されます。AndroidとiOSの両プラットフォームで利用でき、個々の目標達成を後押しする設計です。コーチはパーソナルトレーナー、睡眠コーチ、健康とウェルネスのアドバイザーという三つの役割を担います。まずは厳密な検証と利用者からのフィードバックを重視した段階的な公開となり、定期的な機能追加や改善が予定されています。開始時点では新しい体験に伴う不十分な点がある可能性が示され、継続的なアップデートで最適化していく方針です。利用にあたっての登録や最新情報の確認手段も案内されています。
どんな体験か。開始手順と「今日」ビューの活用方法
初回はテキストまたは音声入力で、コーチと5分から10分程度の会話を行い、モチベーションや達成したい目標を共有します。これにより提案内容が個人に最適化され、後から設定を変更することも可能です。プレビューに含まれる主な機能として、起床時、トレーニング後、就寝前といった重要なタイミングでアップデートやインサイトを確認できる「今日」のライトモードが提供されます。このビューは日々の変化を把握しやすく、次の行動につなげやすい構成が特長です。体験は順次展開されるため、表示や応答が段階的に拡充される場合があります。機能の狙いは、日常のリズムに合わせて必要な情報を適時に提示することにあります。
フィットネスの個別最適化。目標設定から調整、好みの学習まで
コーチはフィットネスプランやルーティンを作成し、毎週おすすめ内容の通知で継続を支えます。数週間先の計画を確認したり、強度や頻度の変更を依頼することができます。目標設定では、例えば「3か月で10kmを走れるように」といった依頼に対応し、開始距離が不明な場合も適切な目標を提案します。状況に合わせた提案も可能で、エナジースコアや最近の活動に基づき、ホテルの部屋で行える上半身トレーニングや、9kgのダンベルとエクササイズバンドのみを使うメニューなどを提示します。怪我や残業など予期せぬ事情があれば調整を受け付け、膝の状態に配慮したメニュー変更にも対応します。さらに、上腕二頭筋の最適な種目やデッドリフトとスプリットスクワットの違いなど、トレーニングに関する質問にも答え、好みのフィードバックを今後の計画へ反映します。
睡眠の質向上を多角的に支援。分析、提案、比較、相関の発見
睡眠に関しては、目覚めが悪かった要因の分析や、旅行後の生活リズムの立て直しといった相談を想定しています。深い睡眠を増やすための行動提案や、就寝前のリラックスルーティンの設計など、具体的なアドバイスが得られます。先週の睡眠パターンをまとめて傾向を把握し、重要なポイントを視覚化して確認できます。自身の睡眠の質が似た属性のグループと比べてどの位置にあるか、参考となる比較情報も提供されます。有酸素運動の負荷と睡眠との関係など、データをもとに重要なつながりを特定し、説明します。これらの機能は、日々の行動を小さく見直し、再現性のある改善を積み重ねることを支援します。
健康理解のサポート。受診準備から栄養、指標の読み解きまで
コーチは健康やウェルネスに関する幅広い質問に対応します。年に一度の健康診断に向けて、医師に相談すべき質問を一緒に考えるなど、受診を有意義にする準備を支援します。栄養では、タンパク質摂取量やクレアチンの是非に関する疑問に対し、メリットを交えて解説します。糖尿病予備軍の状態や注意すべきサインといった関心事項についても、分かりやすく説明します。安静時心拍数やHRVの意味、年間の傾向の確認など、データの深掘りにも対応します。自身に関する健康履歴の概要をまとめるスナップショット機能も用意され、日々の状態の把握と対話の土台づくりに役立ちます。継続提供と改善の意思が示されており、率直なフィードバックの提供が推奨されています。
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