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魔法の言葉は不要。ジェミニ搭載でグーグルホームが“家族”に変わる

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音声アシスタントが家事の相棒だった時代は終わるのでしょうか。月額2,000円のプレミアムも用意された新機能群が、日本の家庭に順次届きます。家中のスピーカーやカメラ、インターフォンまで文脈理解で連携します。何が“従来”と違うのかを体験の流れで解きほぐします。

文脈理解とAIカメラで再設計されたホーム体験

グーグルは「ジェミニ フォー ホーム」の早期アクセス提供を日本向けに開始します。対象のスマートディスプレイやスピーカーは、Google アシスタントから新しい音声アシスタントへ無償アップグレードされます。家中のデバイスとGoogle Homeアプリが連携し、自然な会話と状況理解、スムーズなタスク実行を目指します。10種類の新しいボイスを選べるようになり、発話のリズムやイントネーションが自然になります。会話の文脈を保持するため、食洗機の相談の続きなど、同じ話題を繰り返し指定する必要がありません。あいまいな表現や複雑な指示にも対応し、曲名が出てこない音楽再生でも意図を汲み取って実行します。

スマートホーム操作でも文脈理解が働きます。例えば2階にいながら「コンロの横の電気をつけて」と話すと、1階キッチンの該当照明を判断します。「書斎以外の電気を全部消して」といった例外指定を含む複雑な指示も処理します。カレンダーやリスト、タイマー、リマインダーでは、要求の背景にある意図まで解釈し、材料名の推論や分量確認まで行ったうえで買い物リストを作成します。Google Homeアプリの「Home に相談」からは、自然言語でデバイス操作や設定、カメラ映像の検索や高度なオートメーション作成を実行できます。「日没に合わせて外灯をつける」と話すだけで自動化が構築されます。

より自由な対話には「ジェミニ ライブ」を起動します。「話そう」や「チャットを始めよう」で呼びかけると、OK Googleを繰り返さずに対話が継続します。栄養士のように献立相談をしたり、ストーリーテラーのように物語づくりを楽しんだりと、場面に合わせたパーソナライズ体験が可能です。途中で言葉を止めたり、話題を変えたり、追質問を挟むといった自然な会話の流れを前提に設計されています。

自宅の見守りもAIで刷新します。スマートカメラは「AIカメラ」へと機能拡張され、通知や履歴にAIによる説明が表示されます。荷物の配達か、影の動きかを識別し、注意すべき出来事を具体的に伝えます。「一日の概要」は、その日の重要な出来事を自動で抽出し、数時間分の映像を短い要約とクリップで提示します。内容の長さや対象はペットや荷物など好みに合わせてカスタマイズできます。さらに「Home に相談」を使えば、自然な言葉で数時間から数日分の動画履歴を横断検索できます。子どもの帰宅時間や車のドアの閉め忘れなど、見たい瞬間に素早く到達できます。スピーカーやディスプレイへの話しかけに加え、アプリからのテキスト入力でも確認できます。

利用料金と提供条件は次の通りです。対象デバイスの中核アップデートは追加費用なく提供されます。一方で、ジェミニ ライブ、AIによる通知、一日の要約、動画履歴の検索、「Home に相談」でのオートメーション作成などの高度機能は、月額2,000円または年額20,000円のGoogle Home PremiumサブスクリプションのAdvancedプランで利用できます。このプランはGoogle AI Ultraのサブスクリプションに追加費用なしで含まれます。早期アクセスへの登録はGoogle Homeアプリ(バージョン4.0以上)から行い、プロフィールの設定で早期アクセスを有効化します。利用可能になるとアプリ内で通知され、フィードバックは今後の改善に反映されます。

見解として、文脈理解と「Home に相談」を核に、入力負担を削ぎ落とす設計が随所に見られます。AIカメラの説明と一日の概要は、通知のノイズを減らし、要確認シーンに即時到達する体験を形にしています。

詳しくは「Google」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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