京王電鉄バス株式会社および京王バス株式会社は、完全キャッシュレスバスの実証運行エリアを拡大し、2026年9月16日始発から中野、永福町、調布、桜ヶ丘の各営業所が管轄する路線全線で実施します。コミュニティバスは対象外で、調布営業所の武91・武93系統も除外されます。支払い方法は交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、シルバーパス、定期券、各種乗車券やデジタルチケットで、現金は利用できません。クレジットカードはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯に対応し、タッチ決済は2026年11月末までに全営業所で導入完了予定としています。
同社は2025年度から調布営業所の一部路線で実証を継続し、現金利用の減少を確認しています。完全キャッシュレス化は乗降の円滑化と定時運行の確保に寄与し、小銭や残高不足への不安を軽減します。駅券売機やスマートフォンで履歴を確認できる利便性に加え、運転士の負担軽減や運賃収受業務の効率化にもつながります。国土交通省が推進する実証では全国的に大きなトラブルは報告されず、現金利用率の低下やドライバー負担の減少といった効果が示されています。
これまでの主な取り組みは、2025年1月に国土交通省の実証へ参画し、味の素スタジアムと調布駅北口の系統で開始しました。2025年3月に調布営業所で「クレカ乗車」を初導入し、10月には完全キャッシュレス化のニュースリリース発出と特設サイト開設、運賃機の現金投入口に開閉式の蓋を設置しました。2026年1月に生活路線3線で実証を拡大し、3月に中野、永福町、桜ヶ丘の車両へ「クレカ乗車」を拡大、9月に実証エリアを4営業所へ広げ、11月末に全車両導入完了を予定しています。利用にあたっては事前チャージやモバイルの準備、オートチャージサービスの活用が案内されています。
詳しくは「京王電鉄バス株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















