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紙の給油記録が不要に 林業の申請業務を約80%削減した方法とは?

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アステリア株式会社は、丸兼林業有限会社がノーコードのモバイルアプリ作成ツール「Platio」を導入したことを発表しました。山林での伐採や搬出など現場起点の報告業務を、紙と手書き中心からデジタル入力へ移行し、現場と事務の双方で効率化を実現します。社長自らが3日で作成した「免税軽油管理アプリ」「作業日報アプリ」「ヒヤリハット報告アプリ」を運用開始し、免税軽油申請に関わる月次集計作業時間を約3時間から30分以下へ短縮、事務工数を約80%削減しました。給油直後に現場で入力が完結するため、記録漏れや雨天時の紙汚損リスクを抑制できます。Platioはオフライン入力に対応し、選択式メニューで世代を問わず直感的に記録でき、既存業務への後付けと現場要望に合わせた柔軟な修正が可能です。

背景には、燃料価格の高騰を受けて林業で不可欠な免税軽油制度の活用が進む一方、給油実績の手書き管理や転記作業が負担となっていた実情があります。丸兼林業は愛知県のスマート林業定着促進プランに取り組み、業務のDXを推進してきました。Platio導入後は、全社員が「作業日報アプリ」に入力する運用へ変更し、生産量や燃費などの実績数値をリアルタイム共有できるようになりました。現場では生産量を意識したコミュニケーションが活性化し、月次の振り返りや改善が実績データに基づいて行われています。安全面では「ヒヤリハット報告アプリ」で危険箇所の写真共有が可能となり、安全管理の強化に寄与しました。今後はグラフ機能で蓄積データを分析し、原木伐採量や給油量、アワーメーター、燃費などを常時参照できる簡易ダッシュボードの整備を目指します。

アステリア株式会社は、丸兼林業の知見を反映した「免税軽油管理アプリ」テンプレートの提供を開始しました。Platioユーザーは追加費用なしでテンプレートを利用でき、約10秒でアプリ作成が可能です。作業者が各機械のアワーメーター値と給油量を登録すると、当日の合計や月間累計を自動集計できます。日付や報告者の自動入力、プルダウン設定による報告の均一化、選択項目の追加や修正といった運用現場に合わせた調整にも対応します。紙と手書きが残るインフラ産業の免税軽油申請・報告業務の効率化を支え、IT人材不足に悩む企業でも短期間で現場主導のデジタル化を実現できる点が特長です。

詳しくは「アステリア株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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