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社内資料を探す時間がなくなる? Google DriveやOneDriveをAI横断検索

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Perplexityは2026年7月27日、企業向けプラン「Perplexity Enterprise Pro」で利用できるファイルコネクター機能を拡充しました。Google DriveやMicrosoft OneDrive、SharePoint、Dropbox、Boxなどのクラウドストレージを接続すると、同期した社内ファイルを自然な言葉で横断検索できます。ファイル名や保存場所が分からなくても質問するだけで、関連する資料を探し、内容を整理して回答できるようになります。AI検索は、インターネット上の情報を調べる道具から、社内に蓄積された知識を探す窓口へ変わり始めています。

Google DriveやOneDriveなど主要クラウドストレージと連携

Perplexity Enterprise Proでは、Google Drive、Microsoft OneDrive、SharePoint、Dropbox、Boxを接続し、同期した社内ファイルを検索対象にできます。対応するファイル形式はGoogleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドのほか、Microsoft Officeファイル、PDF、CSVなどです。接続したファイルに変更が加わるとPerplexity側の情報も自動で更新されるため、できるだけ新しい内容を基に検索や回答を行えます。また、管理者は組織全体で利用できる接続先を制御できるほか、個人用と共有プロジェクト用の接続先を分けて運用することも可能です。

ファイル名が分からなくても質問で検索

これまで社内資料を探す際は、Google DriveやSharePoint、Dropboxなどを個別に開き、ファイル名や保存場所を思い出しながら検索することが一般的でした。今回の機能では、あらかじめ同期した複数の保存先にあるファイルを対象に、「昨年の営業提案で値引き条件をどう設定したか」「A社への過去3回の提案内容を比較して」といった質問を入力するだけで、関連する資料を横断的に検索し、内容を整理した回答を得られる可能性があります。保存場所ではなく、「知りたいこと」を起点に情報へたどり着ける点が大きな特徴です。

毎日の資料探しが変わる可能性も

営業担当者であれば過去の提案書や見積書、経営企画であれば会議資料や事業計画書、法務であれば契約書や社内規程など、日常業務では多くの資料を検索する場面があります。AIが同期した複数の保存先を横断して必要な情報を探せるようになれば、「あの資料はどこに保存しただろう」と探し回る時間を減らせる可能性があります。営業、経営企画、コンサルタント、法務、カスタマーサポート、情報システム部門など、多数の社内資料を扱う担当者にとって特に効果が期待できそうです。

AI検索を導入する際は権限管理も重要

便利な一方で、AIがアクセスできるファイルの範囲を適切に管理することも欠かせません。Perplexityでは、管理者が利用できる接続先を組織単位で制御できるほか、個人用と共有用を分けて運用できます。また、AIの回答をそのまま利用するのではなく、重要な判断を行う際には元の資料も確認し、内容が一致しているかを確かめる運用が求められます。

今日から試せること

Perplexity Enterprise Proを利用できる企業では、まず一つの共有フォルダだけを接続して試してみるとよいでしょう。例えば、過去の提案書や議事録を同期し、「この案件で決まったことは何か」「保留になった事項は何か」「次回までの担当者は誰か」と質問します。その後、AIの回答と元の資料を見比べることで、自社業務でどの程度活用できるかを確認できます。

AI検索は「ネット検索」から「社内検索」へ

今回のアップデートは、検索対象が増えただけではありません。AI検索は、インターネット上の情報を探すためのツールから、企業の中に散らばる知識や資料へ素早くアクセスするための入り口へと進化しつつあります。今後は、「どこに保存されているか」を探す仕事ではなく、「何を知りたいか」をAIへ伝える仕事へ変わっていくのかもしれません。

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