キャッシュレスの多様化で複数手段が混在し、レジ業務の複雑化や待ち時間増が課題となる中、日本電気株式会社はSBペイメントサービス株式会社とSB C&S株式会社と連携し、マルチ決済サービス「PayCAS」に顔認証決済を導入します。NECの「Bio-IDiom Services for SaaS」とSBペイメントサービス株式会社の決済プラットフォームを連携し、事前登録した顔情報とクレジットカード情報でカードやスマートフォンの提示なしに決済できます。NECの顔認証は「Bio-IDiom」の中核技術で、米国NISTのベンチマークで複数回No.1評価を獲得しています。これにより、レジ業務の効率化と快適な購買体験の提供を目指します。
本取り組みは、2024年に発表されたソフトバンク株式会社とNECの生体認証領域での戦略的提携の一環です。2026年9月1日から11月30日まで、ソフトバンク竹芝本社の社員食堂「カフェシバ」でテスト導入を実施し、延べ1,000回以上の決済を想定して運用性や一連の体験を検証します。得られた知見を基にユースケース創出やサービス品質の高度化を進め、将来的な入退室管理やシステムログインとの連携も検討します。NECはプライバシー配慮と人権尊重を最優先に、生体認証の利活用を推進します。
店舗運営では、事前登録フローの案内整備や、決済端末の設置動線最適化、従業員オペレーションの標準化が有効です。精算データはSBペイメントサービス株式会社がワンストップで代行し、売上管理の集約による生産性向上が期待できます。まずは限定エリアでの試行導入とKPI設計、ピーク時の処理能力検証、本人確認や同意取得の運用規程整備を進めるとスムーズです。
詳細は日本電気株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















