世界最大級のリファービッシュ電子機器マーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社は、2025年8月から2026年8月の販売データを基に、日本、米国、フランスにおけるリファービッシュスマホの価格動向を公表しました。対象はiPhone 12からiPhone 16の各モデルとiPhone SE 第2世代と第3世代、さらにGalaxy S22 5G、Google Pixel 7aです。価格は2025年8月1日時点の平均価格を基準とし、以降の月次平均価格の下落率を算出しています。日本のランキングでは、1位がiPhone 15 Pro、2位がGoogle Pixel 7a、3位がiPhone 12 miniでした。iPhone 15 Proは109,056円まで下がり、基準月比で21.0%の下落となりました。Pixel 7aは17.3%減、iPhone 12 miniは16.5%減で、いずれも基準月からの明確な下落が確認されています。
日仏米で最大下落はiPhone 15 Pro 国別では仏27.1%、米25.5%、日21.0%
日仏米で共通データを取得できた機種のうち、価格下落率が最も大きかったのはiPhone 15 Proでした。フランスは2026年2月に最大27.1%、米国は2026年3月に最大25.5%、日本は2026年2月に最大21.0%の下落を記録しています。3カ国とも20%を超える水準まで下がったことが示されています。高性能モデルは発売から時間が経過すると価格が下がりやすい傾向が確認されました。購入や在庫計画では、この下落ピークの時期を基準価格と比較して把握することが有効です。月次の下落率推移を自社の販売期間と照らし合わせ、価格改定や仕入れタイミングの検討に活用できます。
仏米は年始から春先に急落 日本は下落が緩やかでピークも遅い
リファービッシュスマホ全体の平均価格推移では、フランスと米国は年明けから春先にかけて下落が急速に進みました。フランスは2026年2月に最大18.3%、米国は2026年3月に最大17.1%の下落です。両国とも夏にかけて下落率が鈍化し、2026年7月以降は一桁台となりました。一方で日本は下落ペースが緩やかで、最大下落は2026年6月の10.3%でした。新型iPhoneの発売期や端末買取の増加に伴う供給変動が、一定期間の価格下落に影響した可能性が示されています。国内での調達や販売のタイミング管理には、年始から夏までの推移を月単位で追うことが実務上有効です。
日本のiPhone個別動向 iPhone 15 Pro、12 mini、SE 第3世代が上位
日本のiPhoneモデル別では、iPhone 15 Proが通年で高い下落率を示しました。iPhone 12 miniは2025年11月に16.5%、iPhone SE 第3世代は2026年7月に12.9%の下落が確認されています。新型iPhoneの発売から新生活シーズンにかけて価格が下がる傾向があります。一方で秋に向けて中古やリファービッシュの需要が高まり、相対的に下落率が低下する動きも見られました。仕入れや販促では、秋口の需要増加と春先の価格調整を前提に、在庫回転を最適化する計画が求められます。対象機種の基準月価格と最大下落月の差分を指標化し、販売戦略に反映することができます。
詳しくは「Back Market Japan株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















