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職人不足でもインフラは維持できる?長野県伊那市とNTTが挑む、自治体発の「AI×ドローン」次世代橋梁点検

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NTT ME株式会社は長野県伊那市と共同で、橋梁点検業務の効率化と標準化を支援する橋梁点検システムを開発しました。ドローンやAI、点検アプリを連携し、xROADと接続した点検計画の策定から航行撮影支援、野帳対応、AIによる損傷抽出、帰庁後の点検調書作成までを一元化します。日本には約72万橋があり、今後20年で建設後50年以上が約7割に達する見通しの中、5年ごとの法定点検に伴う工数、予算制約、技術者不足が課題となっています。従来のドローン点検が画像取得にとどまり、損傷抽出や調書作成に手間がかかる点を踏まえ、通信インフラ保守で培った現場力とデジタル技術を融合し、省人化と生産性向上を図る狙いです。

本システムは、現場知見を反映したAIでコンクリートのひび割れや鋼材腐食を自動検知し、腐食減肉の推定に対応します。自治体職員や現場技術者と共同検証を重ね、専門的なIT知識がなくても扱いやすいUIとして設計されています。全国に500名のドローン専属パイロットを有し、中大規模や難所の橋梁でも運航が可能です。伊那市は700超の橋梁を管理しており、高額な点検車やロープアクセスが必要な橋梁への対応負担を抱えてきましたが、同システムにより高所作業の低減、費用負担軽減、技術者不足への対応が期待されるとしています。2023年度から2025年度の実証知見を反映し、2026年度から有効性検証と活用機会拡大に取り組みます。

導入検討にあたっては、対象橋梁の優先度整理や撮影要件の明確化、AI判読のレビュー体制整備が効果を高めます。既存フローや帳票様式との整合確認を行い、段階的に移行することで運用定着が進みます。自治体や企業からの相談を受け付けており、実証データに基づく導入効果シミュレーションの提示も可能です。

詳しくは「NTT ME株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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