NTTドコモビジネス株式会社は、IoT向けNaaS「docomo business SIGN」のAdvancedメニューを強化し、MECサーバー基盤とGPUクラウド「GPUaaS」を直結したソブリンAI環境を2026年12月に提供開始します。モバイルネットワーク直結のMECとGPUaaSを一体で提供し、データ収集からAI推論までを国内で管理可能な環境で実行できます。1GPU単位から必要な計算資源を利用でき、オンプレミスに依存しない利用形態により初期投資や運用負荷を抑制します。国内AI市場の拡大に伴い、個人情報や製造機密などの安全な取り扱いニーズに対応し、映像AIやロボット、自動運転などのフィジカルAIの事業化を支援します。ソブリンなMECとGPUaaSの組み合わせをサービスメニューとして提供するのは国内企業で初としています。
直結モデルとマネージド基盤の計画
直結モデルの提供開始は2026年12月を予定し、AIアプリケーションの展開と運用を支えるマネージドコンテナ実行基盤は2027年度に提供予定です。これにより、環境差異を意識せずMEC上へ迅速にデプロイでき、スケールアウトや負荷分散の自動化でインフラ運用を軽減します。個人情報を含む映像データや製造機密を安全性に配慮して活用でき、事業の成長に応じてオンデマンドにGPUを拡張できます。データ収集から推論まで一体で運用できるため、AIサービスの開発と展開のスピード向上が見込まれます。料金や申し込みはNTTドコモビジネスの営業担当が窓口です。社名は2025年7月1日にNTTコミュニケーションズからNTTドコモビジネスへ変更されています。
モビリティでの実証と今後の展開
モビリティ領域では、NTTモビリティの「NTTモビリティ 運行アシスト」において、自動運転サービスの運行管理高度化に向けたAI機能の実証を2026年度秋に予定しています。解析対象映像に含まれる個人情報保護の観点から、学習利用や処理地域を制御可能なAI環境で実用性と運用性を検証します。さらに、「通信安定化ソリューション/intdash」をはじめとするデータ活用基盤へ適用を拡大し、リアルタイムで欠損のないデータ連携と安全なAI処理を両立します。今後はAI時代に最適化した「AI-Centric ICTプラットフォーム」構想のもと、適用領域を広げ、映像AIプラットフォーム「docomo business SIGN VPaaS」への展開も予定されています。2026年10月8日と9日に開催される「NTT docomo Business Forum’26」で本サービスを紹介予定です。
詳しくは「NTTドコモビジネス株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















